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サントリー食品、2018年国内主要ブランド戦略を発表

記事公開日時 : January 31, 2018, 11:30 pm
ACROFAN=金 炯根 | hyungkeun.kim@acrofan.com | SNS
2017年の国内飲料総市場は、7月の猛暑、8月の冷夏、10月の台風等での多雨など、天候による影響はあったものの、年間でほぼ前年並みの水準と推定されます。

サントリー食品インターナショナルは、ブランドの強化や新規需要の創造に取り組むことにより、国内事業の販売数量は市場を上回る対前年103%となりました。

国内事業の中核ブランドである「サントリー天然水」は、積極的なマーケティング活動や新たなカテゴリー展開を行いました。既存商品が好調に推移したことに加え、4月より発売した「サントリー天然水 PREMIUM MORNING TEA」はカテゴリーの枠を越えた今までにない商品としてお客様から好評をいただき、ブランド全体の販売数量は対前年740万ケース増(7%増)となり、2年連続で1億ケースを突破(1億800万ケース)しました。

「BOSS」については缶コーヒー市場が前年を下回ると推定されるなか、年間を通して様々なマーケティング活動を行いました。主力商品である「プレミアムボス」「レインボーマウンテンブレンド」「贅沢微糖」「無糖ブラック」「カフェオレ」に注力したことに加え、「BOSS」の発売25周年を記念した「プライドオブボス」を9月に発売し、185g缶市場の活性化を図りました。また、コーヒーの新たな飲用スタイルを提案する商品として、4月に発売した、ペットボトルの「クラフトボス」が好調に推移し1,000万ケースを超えるヒット商品となりました。これらにより、「BOSS」ブランド全体の販売数量は対前年580万ケース増(6%増)の9,900万ケースとなりました。

このほか、「伊右衛門」は、3月に中味・パッケージをリニューアルし、お客様が求める「上質な急須のお茶」の色・香り・呈味(ていみ)をペットボトルのお茶で実現しました。積極的なマーケティング活動も奏功し、ブランド全体の販売数量は対前年102%の5,640万ケースとなりました。

また、ロングセラーブランドの「サントリー烏龍茶」は、5月に中味・パッケージをリニューアルし、あらためて烏龍茶の独自の価値と美味しさを訴求したことにより、お客様から支持をいただき、ブランド全体の販売数量は対前年102%の2,620万ケースとなりました。

結果、当社の国内事業の販売数量は4億4,290万ケース(103%)を達成し、25年連続で前年を上回りました。

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