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富士フィルム主催インターメディア写真展「ピーシボ」オープン記者懇談会

記事公開日時 : March 2, 2018, 12:04 am
ACROFAN=金 炯根 | hyungkeun.kim@acrofan.com | SNS
富士フィルムエレクトロニックイメージングコリア(以下富士フィルム)は12月15日午前、ソウル市江南区に位置した富士フィルムスタジオのXギャラリーでインターメディア写真展「ピーシボ(P-15)」のオープン記者懇談会を開催した。

この日の行事は富士フィルムが国内写真文化芸術発展のためのメセナプロジェクトの開始を知らせる行事で準備したインターメディア写真展「ピーシボ」の開始を知らし展示の特徴を紹介するために設けられた。この日の行事には富士フィルムのイム・フン副社長と今回の展示を企画したキム・ヨンミンプランナー、そして参加作家が参加した中で行われた。

富士フィルムのイム・フン副社長は、「今回の展示会は富士フィルムがこれから世界的な写真専門企業としてデジタルカメラの技術革新と一緒に写真文化発展を一緒に進行していくために用意された第一歩である。」と、「メセナプロジェクト活動を通じてより豊かで感情的な社会の雰囲気を作るのはもちろん、写真文化の先導企業としての使命を尽したい。多くの関心と声援をお願いしたい」と述べた。

 
▲富士フィルムのインターメディア写真展「ピーシボ」のオープン記者懇談会が開催された。

 
▲イム・フン副社長は「技術革新と一緒に写真文化の発展を一緒に進行していくために用意された第一歩である」と紹介した。

この日の行事の発表によると富士フィルムはインターメディア写真展「ピーシボ」を来る2月11日まで富士フィルムスタジオのXギャラリーで開催する。

展覧会のタイトルである「ピーシボ」は暗いところで光を放つ元素記号P(燐)に原子番号の15を加えたもので、光を記録する写真が動画、造形物など異種の芸術ジャンルと調和したユニークな作品を披露こと写真を眺める視点の限界を破る新鮮な見どころを提供することを意味する。特に写真が生活と芸術が一緒に作るメディアである点から着目して現実と芸術の間の隙間をなくし、その境界を崩してお互いを行き来する流れを表わした写真展として新たな感覚と枠組みを破る視線をプレゼントする。

「ピーシボ」の展示会には故ベク・ナムジュン作家の作品をはじめグム・ミンジョン作家、ベルント・ハルフヘル作家、オ・ヨンソク作家、ユク・グンビョン作家、イ・ソヨン作家など計6人の作品が展示されており、展示構成は2-2-2の相互対応方式で企画された。特にビデオアートの創始者であり映像芸術でよく知られているベク・ナムジュン作家の作品を写真に会うことができるという点と、展示場の中に位置したベク・ナムジュン作家のポラロイド作品とユク・グンビョン作家の造形物の目がお互いを見つめあうようにした展示構成は観覧客に幽玄なオーラを提供する。

グム・ミンジョン作家とオ・ヨンソク作家は映像と写真のコラージュ作品を公開し、映像だが一枚の写真のようで一枚の画像だが時間の流れを体験できる経験を提供する。また、その反対側に展示されたイ・ソヨン作家とベルント・ハルフヘル作家の作品はカメラの機械的で光学的な視野を示してくれる。ベルント・ハルフヘル作家は360度撮影した写真をまるでレンズの屈折した光のように歪曲された感じの球の形で表現しており、イ・ソヨン作家は一度撮影したフィルムで再撮影時の重畳現象を示しす交差の視線を込めた。

 
▲故ベク・ナムジュン作家のポラロイド作品とユク・グンビョン作家の造形物の目がお互いを見つめあうよう位置している。

 
▲グム・ミンジョン作家とオ・ヨンソク作家は映像と写真のコラージュ作品を公開した。

 
▲イ・ソヨン作家とベルント・ハルフヘル作家の作品はカメラの機械的で光学的な視野を示している。

このように「ピーシボ」展示会はカメラの目で自分のビデオ作品を撮影したベク・ナムジュン作家の時刻に着目し、現存する5人の写真映像設置作品で写真の同時代的価値を把握する意味のある場として観覧客に新しい視線の感覚を呼び覚まし与える見通しだ。

今回の「ピーシボ」展のキム・ヨンミンプランナーは、「デジタルメディア時代に環境が急速に変化する中、写真はすでに動画の機能を内在しておりまだ持続可能なメディアであることを強調しようとした。」と、「典型的な写真展を脱皮して写真を中心に映像、彫刻、設置など多様なジャンルが接続された作品を披露することで特別な鑑賞機会と読解の楽しさをお届けできると思う。」と述べた。

来る2月11日まで開催される「ピーシボ」展示会は誰でも無料で観覧可能である。営業時間は平日の午前9時から午後8時まで、週末と祝日は午前11時から午後8時までであり、展示場である富士フィルムスタジオのXギャラリーは地下鉄の盆唐線の狎鴎亭ロデオ駅4番出口から徒歩1分の距離に位置していている。

 
▲各作品の前の床には作品を紹介する文が書かれている。

 
▲故ベク・ナムジュン作家の作品も会ってみることができる良い機会だ。


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