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韓国インターネット振興院2018年度機関長懇談会

記事公開日時 : June 13, 2018, 11:11 pm
ACROFAN=金 炯根 | hyungkeun.kim@acrofan.com | SNS
韓国インターネット振興院(KISA)は2月23日、ソウル市鍾路区に位置した世宗文化会館アチホールで2018年度の機関長懇談会を開催した。

この日の行事は韓国インターネット振興院が2018年にいくつかの面で変化を図ってどのようなビジネスを進めていくかのことについてギム・ソクファン院長が紹介するために設けられた。

まずギム・ソクファン院長は「韓国インターネット振興院が2009年に統合された以降10年目を迎えており、その間に情報保護に関連する多くの機関ができて技術的な状況も当時とは大きく変わった。」と、「これにより過去の変化よりも今後1〜2年の間に近づく変化がより根本的な部分と関連があると考えている。最近あった組織改編と人事異動もこのような変化に対応するためである。」と述べた。

 
▲韓国インターネット振興院2018年度の機関長懇談会が開催された。

続いてギム・ソクファン院長は2018年の戦略について大きく三つに分けて整理した。

最初の戦略は、「事前に準備する先制的対応」として、個人情報保護と関連して規制緩和の立場と規制強化の立場が衝突する現在の状況で韓国インターネット振興院が未来の制度的装置を用意し、専門機関として社会が合意することができる折衷点を見つけて合意を導出するようにすることを目標としている。

第二の戦略は、「国民が共感できる可視的な成果」を出すことで、電子処方箋などの既存のサービスに対したデジタルトランスフォーメーションを導くためにさまざまな活動を展開する。このためサムスンソウル病院、ソウル大学病院などと一緒に電子処方箋モデル事業を行い、500個の民間サイトでアクティブXを90%以上退出するなど関連活動を拡大運営する計画である。

第三の戦略は認証機関として甲の位置ではなく、「多くの企業と協力する機関」として位置付けることだと示した。このため韓国インターネット振興院はこれまで自治体、公共機関、病院などの情報保護レベルを診断し、認証する役割を果たしてきたことから広げてクライアントと真正性に会うための様々な契機を用意し、収集した事例や構築したシステムなどを企業に公開するなど協力方法をより拡大していく計画である。

これと共に韓国インターネット振興院は、2018年にはブロックチェーン関連産業活性化のための法制度改善を皮切りに個人情報保護と活用の調和を通じたビッグデータ産業活性化サポート、サイバーセキュリティの脅威予防を強化と迅速対応、情報保護中小企業産業育成とIoTセキュリティ内在化、地域社会との共生協力強化、生活密着型の機関サービスの国民体感度改善などを重点推進課題にする計画だとこの日の行事を通じて発表した。

ギム・ソクファン院長は「4次産業革命は3次産業革命と比較して技術の速度および変化幅において多くの違いがありこれに対して多くの準備が必要である。」と指摘し、「韓国インターネット振興院は4次産業革命の時代を準備するリード機関としてより安全で便利な未来を開いていく役割に忠実したい」と述べた。

 
▲ギム・ソクファン院長はこの日、2018年度の戦略と重点事業について紹介した。


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