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レビューアルフォンソ・キュアロン監督の1970年代メキシコシティのローマを完璧に再現し出した映画「ローマ」

記事入力 : December 20, 2018, 11:12 pm
ACROFAN=辛 承羲 | seunghee.shin@acrofan.com | SNS

Netflixは10日午前、ソウル三成洞に位置したCOEX Megaboxでアルフォンソ・キュアロン(Alfonso Cuaron)監督の映画「ローマ」のマスコミ試写会を行った。映画の劇場公開日は12月12日、Netflixでの公開日は12月14日である。

「ローマ」はNetflixと「ハリー・ポッター」シリーズのうち「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」を演出して2013年に「グラビティ」でアカデミー賞をもらったアルフォンソ・キュアロン監督の出会いだけでも大きな注目を集めた作品である。ベネチア国際映画祭の金獅子賞、ニューヨーク映画批評家会作品賞と監督賞を受け、現在最も強力なアカデミー作品賞候補の一つとして挙げられて期待される作品である。

白黒映画「ローマ」は1970年代初、混乱の時代を生きながら色んな事を経らなければならなかったメキシコシティのローマ地域に住んでいた家政婦「クレオ」の生活を追う、穏やかながらも目を離すことができなくする映画である。アルフォンソ・キュアロン監督は「ローマ」で、1970年代の歴史的背景を主人公を通じて完璧なセット場と臨場感のある立体的な音で視覚的な部分だけでなく聴覚的な部分でもメキシコシティのローマを完全に召喚やり遂げた。

ここにアルフォンソクアロン監督の完璧なキャスティングもまた白黒映画の「ローマ」をさらに多彩にしてくれた。実際映画が示す背景の現時代に住んでいる「クレオ」駅のYalitza Aparicio、「ソフィア」役を演じた演技部門多数の受賞、候補選定経歴を持つメキシコのベテラン俳優Marina De Tavira、「アデラ」役を務めたYalitzaの実際の友達Nancy Garciaの組み合わせは非の打ちどころがなかった。

▲映画「ローマ」はメキシコシティのローマに住む白人家庭の家政婦「クレオ」を追いながら彼女の人生とその中で起こる胸の痛の歴史を見せる。(写真提供:Netflix)

登場する家族のほど映画が重要に描くのはメキシコ歴史の中の政治的転換期である。1970年から1971年までメキシコでは民主主義を要求する学生デモが相次ぎ、政府の支援を受けた右翼武装団体勢力であるLos Halconesが120人を残酷に殺害した「聖体祝日大虐殺」もあった。映画は実際に大虐殺が発生したメキシコータクバヤの巨大な交差点で撮影されて数百台の車と数百人のスタントマン、エキストラが投入された。製作陣は自転車道路をなくして車線をなくすために町にペインティング作業をやり直すことはもちろん、電柱まで除去するなど残された記録に基づいて入念に当時を再現した。

「ローマ」の最も重要なセットの1つである家族の家は実際の監督の家族のもので満たされた。セット場をより正確にデザインするためアルフォンソ・キュアロン監督は家族に連絡し、その頃自宅で使用していた個人の持ち物や家具などを持ってきて、劇中「ボラス」という伴侶犬は実際の監督が飼っていた犬と全く同じほど繊細さを加えた。アルフォンソ・キュアロン監督は完成されたセット場を見た瞬間ふっと湧き上がる感情を感じたという。また、衣装チームは監督の古い家族写真を使って家族が着ていた服をそのまま再現しただけでなく、監督が直接メイン俳優たちのフィッティングはもちろん、数百人に達するエキストラのためのフィッティングにも参加して本人が覚えている当時の時代相がちゃんと反映されるよう努力した。

「ローマ」は1970年代メキシコに時間を戻すことには視覚的な部分だけに限らなかった。アルフォンソ・キュアロン監督が映画「グラビティ」で初めて導入したドルビーアトモスを使用して「ローマ」の密度のあるオーディオトラックを完成し、ビジュアルだけでなくサウンド面でも前色、中色、後色のような層位を直接耳で感じることができるように製作した。メキシコの歌手の歌はもちろん、若い中産階級のメキシコ人に人気が多かったロックバンドの英語の歌など、当時の雰囲気をくみ取ることができる音楽は時宜性を加えながら映画をさらに豊かに表現したりもした。これはサウンドもイメージと同様にに記憶を召喚する力があると信じるアルフォンソ監督の強い信念が「ローマ」で忠実に光かったことを知らせてくれる。

▲Netflixはドルビーアトモスを使って製作した「ローマ」を100%を見せるためにCOEX Megaboxのサウンド特別館であるMX管(MX™-THE TRUE SOUND)で試写会を行った。

アルフォンソ・キュアロン監督の幼年時代の家政婦「リボ・ロドリゲス」をもとに作られたキャラクターであり、「ローマ」の主人公である「クレオ」役を務めたYalitza Aparicioaは演技経歴が全くない一般人であることが信じられないほど胸に響く演技を見せてくれた。実際メキシコの田舎の村に住んでいる24歳の女性であるYalitza Aparicioは映画が伝えたいとするストーリーや背景を細かく示すのに最適な人物であった。Yalitzaは「ローマ」に会ってタイム誌選定2018年の最高の演技TOP 10で最初に名前を上げ、今後のアカデミー賞主演女優賞候補に挙げなるまでするほど今年の映画界を揺らしたとしても過言ではない。

評論家およびメディア協会から演技部門多数の受賞、候補選定経歴を持つメキシコのベテラン俳優のMarina De Taviraはクアロン監督の母を基にしたキャラクター「ソフィア」を通じて老練味を素晴らしく披露した。早く帰って来いと言いながら夫を抱きしめてくれるが、胸の片隅で離れない恐怖と不安感、「クレオ」と子供たちを真に愛する心、母としての強い姿などの言葉では表現しにくい部分をあまりにも自然に表現した。

劇中「クレオ」の親友である「アデラ」の役割を務めたNancy Garciaも演技経験が全くない一般人である。アルフォンソ・キュアロン監督はリアリティのために「クレオ」役を務めたYalitzaの実際の友達を渉外したのである。「信じられない経験だ。冒険をしてみたいという気持ちから出発したことだったが、この巨大なプロジェクトの規模は想像すらできないことだった」と感想を明らかにしたNancy Garciaは友達のYalitza Aparicioaと一緒に「ローマ」の公開と発表に先立って数多くの映画祭に招待されてスポットライトを浴びている。

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