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エイチダック・テクノロジー、新規プロトコル開発・エンタープライズソリューション強化...ピンテック事業まで渉猟する

記事入力 : March 25, 2019, 2:07 pm
ACROFAN=Bora Kim | bora.kim@acrofan.com | SNS
ハイブリッドブロックチェーンプロジェクト「エイチダック」の技術会社であるブロックチェーン専門企業エイチダック・テクノロジーが3月13日、ソウルグランドインターコンチネンタルホテルで事業戦略と技術開発のロードマップを発表した。

エイチダック・テクノロジーはハイブリッドブロックチェーンプラットフォームであるエイチダックが様々な産業分野のニーズを反映することができるエンタープライズアーキテクチャで設計されており、エンタープライズブロックチェーンサービスとともにDApp生態系を活性化させて現代ペイブランドを主軸にしたピンテック事業を展開することを明らかにした。

エイチダック・テクノロジーは2019年の第1四半期中、SDK(Software Development Kit)とAPI(Application Program Interface)の開発を完了し、エンタープライズソリューションの開発環境を構築してフレームワークを確保する計画である。特にDevOpsを指向することでエイチダックベースブロックチェーンインフラを迅速かつ簡単に開発、構築、テスト、配布することができるよう支援する予定であり、成長価値のあるDAppを積極的に発掘してアクセラレータの役割を実行することによってエイチダックの価値上昇を実現して生態系を十分に入れることができるプラットフォームを構築することを骨子とする。

これによる目標としてはブロックチェーン専門企業でなくても簡単で便利にブロックチェーンをベースにしたインフラとサービスを構築して運営することができるBasS(Blockchain-as-a-Service)ソリューションを提供することと紹介された。エイチダックエンタープライズブロックチェーンソリューションはスマートホーム、P2P取引など建設や不動産分野、電子契約及び購入や工程以上検出、生産履歴管理などの製造業、メンバーシップポイントやプリペイドカードを活用した金融や流通分野まで様々な分野にかけて適用することができる。

▲エイチダック・テクノロジー及び現代ペイのユン・ブヨンCEO(写真提供=エイチダック・テクノロジー)

▲エイチダック・テクノロジーのチョ・ムンオクCTO(写真提供=エイチダック・テクノロジー)

エイチダック・テクノロジーのチョ・ムンオクCTOはエンタープライズブロック・チェーンソリューションについて「来る3、4月程にDAppパートナーがスマートコントラクトを開発できるようにメインネットとDAppパートナーメインネットを接続してくれる「ブリッジノード」を公開する予定である。中長期的にはメインネット自体からスケーリングすることができるプラットフォームに進化させ、より豊かなDAppパートナーを誘致することができるようにしていきたい」と、「企業顧客に最高のエンタープライズブロックチェーンを提供してグローバルな市場競争力を確保するためグローバルクラウド事業者との提携も検討中である」と明らかにした。

これと共にチョ・ムンオクCTOは「既存の維持されていたレガシーシステムとブロックチェーンを組み合わせするためブロック・チェーンソリューションをフレームワーク単位で適切にパッケージングすることが目標であり、現在の汎現代家と指す産業ドメイン内でプライベートブロックチェーン試験とPOC (Proof Of Concept)を実行している段階だ」と、「代表的なAmazonやMSなどのグローバルクラウド事業者とブロックチェーンの技術を結合させるBasS(Blockchain-as-a-Service)ソリューションを用意している。国内を含む世界的な事業を推進する基盤を作る元年になると期待している」と付け加えた。

また、スマートファクトリーは製造現場から発生するデータをビッグデータ化して人工知能(AI)は、物のインターネット(IoT)、クラウド、ブロックチェーンなど様々なIT新技術を適用し及び実装できるように進行する。現在汎現代家に属する製造業基盤の会社とPOCを実行する段階であり、ブロックチェーンをベースとしてAIやIoT技術との組み合わせを通じて様々な工場設備や機械を制御しデータを収集するスマートファクトリー事業を推進中にある。

▲エイチダックエンタープライズブロックチェーンソリューションは様々な分野にかけて適用することができる。

▲「ウォレットサービス」は様々なピンテックサービスのプラットフォームとしてTwo-side(User及びBiz Partner)の統合サービスを提供する。

現代ペイブランドを主軸に推進されるピンテック事業は日常生活で便利に暗号貨幣を利用できるペイメントサービスの提供を基本骨子とする。スイス本社を置いたエイチダック・テクノロジーとは異なり、現代ペイは国内法人で運営されてエイチダック・テクノロジーのユン・ブヨン代表とチョ・ムンオクCTOがそれぞれ現代ペイの代表とCSOを兼任している。

ブロックチェーンベースのピンテック事業はまず、「プリペイドポイント決済サービス」および「不動産P2Pサービス」などのキラーサービスを中心に事業を拡大すると同時に顧客を確保し、これによりユーザーにやさしい「ウォレットサービス」をプラットフォーム化してピンテック市場を積極的に攻略するという方針だ。

核心となる「プリペイドポイント決済サービス」は「エイチダックコイン」で購入可能なプリペイドポイントである「Hポイント(仮称)」を発給して簡単送金、オン・オフライン加盟店決済、スマートホームサービス、簡単決済などに使用することができ、今後ステーブルコインに進化させる計画である。充電手段は「エイチダックコイン」だけでなく各種暗号貨幣、提携社ポイント、口座現金送金でも可能である。今年の第4四半期までデパート商品券及びギフティコンなど商品券を購入サービス、リテール店舗内のQRコード決済サービスなどを提供する計画であり、来年の第1四半期までにモバイル及びオンラインストアでの簡単決済、現代BS&Cの高級アパートブランド「Heriot」内での電気・ガス管理費納付サービスを提供するなど使いどころを徐々に拡大していく計画である。

「不動産P2P(Peer-To-Peer)サービス」は不動産のような実物資産商品を選別して投資家に利益を提供するサービスだ。投資商品の案内、商品評価、事業者の信用評価、教育やコンサルティングなどで構成されており、実物資産に基づいてピンテック商品を用意してユーザーに安定した収益率を保証する。特に「プリペイドポイントサービス」と連携して簡単に実物資産を管理し様々な形の資産に再投資にまでできるようにするブロックチェーンベースP2Pプラットフォームを提供する計画で、今後様々な資産をベースにしたP2P金融サービスに拡大する方針である。

これと共に、既存エイチダックウォレットをエンドユーザーとのビジネスパートナーモードのためピンテックサービスプラットフォームに高度化した「ウォレットサービス」を披露する。複雑な認証手続きはなくしてブロックチェーンの知らない一般ユーザーでも電話番号さえあればすぐに登録が可能なようにして望む機能やサービスを望む際に使用できる簡単で便利なブロックチェーンベースの統合サービスを提供するためである。

顧客に簡単で優しいユーザー経験(UX)はもちろん、様々なピンテックサービスのプラットフォームとしてTwo-side(User及びBiz Partner)の統合サービスを含むマルチチェーン財布、簡単送金、簡単決済、ポイント充電機能を提供し、 「プリペイドポイント決済サービス」および「不動産P2Pサービス」を支援するポータル型サービスとして行われる。また、このような環境が造成されるとAIやデータ分析を通し個人化サービスも用意されるものと紹介された。一方、この席で紹介された「プリペイドポイント決済サービス」、「不動産P2Pサービス」、「ウォレットサービス」はすべての年内ローンチを目標として事業推進中であることが分かった。

▲エイチダックはパブリックとプライベートブロックチェーンを統合するハイブリッドブロックチェーンプラットフォームである。

エイチダックはパブリックとプライベートブロックチェーンを統合するハイブリッドブロックチェーンプラットフォームとして様々な産業分野のニーズを反映できるブロックチェーンとIoTが融合されたエンタープライズアーキテクチャで設計された。エイチダックブロックチェーンコアフレームワークには合意アルゴリズム、ブロックチェーン、暗号貨幣、P2Pトランザクション、保安、VM、スマートコントラクトなどの要素が含まれる。

これを基盤にメインネットのパブリックブロックチェーンサービスエリアではウォレット、IE、ノード、マイニング、ePOWなどのB2Cビジネスサービスのための機能を提供する予定であり、プライベートブロックチェーン領域ではチャネルへのアクセス・管理、開発と運用を一緒にできるDevOps環境、既存のレガシーデータや異種システムを連動するオフチェーン環境、ブロックチェーンにアクセス可能なユーザメンバーシップ機能、運用ガバナンス機能などB2Bビジネスのための機能を提供する。

エイチダック・テクノロジーはまた、DApp生態系を強化するため別途のサイドチェーンを構成できる「ブリッジノード」の開発を終えて、内部統合テストと検証作業を完了して早ければ3月末まで市場に公開する予定であると明らかにした。「ブリッジノード」はメインネットコアとDAppパートナーメインネットのサイドチェーンコアを接続しコントラクトを扱うレイヤーを追加する方でオフチェーンスケーリングを提供する。また、個人を識別するプライベートキー(Private Key)が含まれておりエイチダックブロックチェーン上で発生するコントラクトの所有者をメインネットで明確に把握することができる。これによりコントラクトの監査証跡が可能となり信頼性と拡張性まで確保することができるようになる。

エイチダックメインネットは「ブリッジノード」の適用を通じて「トークンサービス」、「コントラクトサービス」、「拡張性」の3つのサービスを提供できるようになる。「トークンサービス」は「ブリッジノード」を使用してトークンを発行したりエイチダックと相互交換することができ、各ブロックチェーンで定義した合意アルゴリズムをそのまま維持しながら演算の結果をエイチダックメインネットにコントラクトを通じて記録可能である。「コントラクトサービス」は新規トークンを発行及び管理してコントラクト機能を提供できるようにして、「ブリッジノード」を利用してエイチダックメインネットベースの様々なマルチチェーンを独自的なのガバナンスとチェーンエコノミーを設計することができる「拡張性」も提供する。

▲「ブリッジノード」ベースDApp生態系アーキテクチャ構成図

▲プライベートブロックチェーン分野はBaaSビジネスのためのパートナーシップも協議している

エイチダック・テクノロジーはエイチダックメインネットの効率的なネットワーク動作のため既存エイチダックの合意アルゴリズムであるePoWをPoS(Proof of Stake)ベースの合意アルゴリズムにアップグレードできるよう新規プロトコル「HPOS(仮称)」の研究開発に着手したと発表した。

PoSはネットワーク上の検証人の経済的持分(stake、預け金)に基づくパブリックブロックチェーンの合意アルゴリズムの一分類であり、消耗的な競争方式であるマイニング方式合意アルゴリズムに比べエネルギー効率を向上させることができるという長所がある。また、ネットワークの効用と正確性を害する行為、ネットワークを妨害させる行為等についても預け金没収などの確実な処罰が可能で、ネットワーク攻撃行為に対して自由に設計することができて経済的安全性が保証されているネットワークの保安維持が可能になると説明した。

このような新規プロトコルの開発のためエイチダック・テクノロジーの開発陣はイーサリウムPOSプロトコルの開発チームをはじめ、イーサリウム共同創設者であるJoseph Lubinとの出会いを持つなどグローバル規模のコミュニケーションを広げており、これにより共同研究開発や事業提携など包括的な形態のパートナーシップを推進する予定だと明らかにした。

エイチダックはまた、ERC-1404規格に基づいてトークン規格におけるセキュリティトークン(Security Token)発行技術の研究にも着手しており、法的制限のもとにトークン発行と取引、ホワイトラベリングなどについてのスマートコントラクトを研究中であると発表した。

エイチダックのチョ・ムンオクCTOは「ブロックチェーン専門企業でなくても簡単で便利なブロックチェーンをベースにしたインフラとサービスを構築して運営できるBaaS(Blockchain-as-a-Service)ソリューションを提供する計画である」と、「企業の顧客に最高のエンタープライズブロックチェーンサービスを提供してグローバル市場競争力を確保するため世界的なクラウド事業者との提携を検討している」と述べた。

チョ・ムンオクCTOは「現在De facto標準であるEEA(Enterprise Ethereum Alliance)ベースのプライベートブロックチェーンフレームワークの完成を目指して開発中であり、ラウンドロビン方式のほかPBFT(Practical Byzantine Fault Tolerance)など様々な合意アルゴリズムを検討と開発し、DevOpsツールを拡大して今年の上半期内にSDKを含むプライベートフレームワークを公開する計画である」と付け加えた。


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