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レビュー All-New Range Rover Evoque(2019)D180 First Edition

記事公開日時 : August 19, 2019, 9:49 pm
ACROFAN=權 容滿 | yongman.kwon@acrofan.com | SNS
全世界的に高い人気を得ているSUV市場で、Land Roverと「Range Rover」は特別な象徴性を持つブランドとして挙げられる。さまざまな理由で軍事的用途などで悪路走行性能が強調されていた初期のSUVの概念定立からLand Roverは特別な存在感を示してきており、これにモノコックボディをベースにする現在のRange Roverラインナップでも絶対放棄できない価値として「オフロード能力」が挙げられたりもする。また、初期の「Range Rover」はLand Roverブランドの最上位モデルとして「ラグジュアリーSUV」の基準を提示する存在でもあった。

Land RoverとRange Roverのブランドにおいて「Evoque」の登場は、色々と大きな変化のきっかけとなった。2008年リリースしたコンセプトカーのユニークなデザインがそのまま反映されて2011年に登場した初代Evoqueは、Range Roverブランドの新しいポジショニング戦略とともに、新しいデザインへの変化を導いたきっかけを作った。そして色々新鮮な変化をもたらしてきた初代Evoqueは、Range Roverブランドのエントリーモデルとしてよりダイナミックなブランドイメージとともに商業的にも発売以来、全世界で75万台、国内でも1万台以上の販売高を上げるなどの成功てきな成果を収めたことがある。

このようにRange Roverブランドの変化を導いたEvoqueが8年ぶりにフルチェンジした第2世代モデルとして登場した。新しい第2世代「All-New Range Rover Evoque」は、既存のEvoqueの成功的なデザインを基調とし、Range Roverファミリーの最新デザイン言語が適用され、慣れさと新鮮さを兼ね備えた姿を見せてくれるのが印象的である。そしてLand Roverのプレミアムブランドとして位置している「Range Rover」ブランドのエントリーレベルモデルという位置で、ブランドの地位にふさわしい「プレミアム」側面とさまざまな最新技術が大挙適用され、前の世代よりさらに高い完成度を見せるも目立つ部分である。

▲Evoque特有のデザインがRange Roverファミリーの最新デザイン言語で整えた

▲Range Rover Velarでも紹介された展開式ドアハンドルがEvoqueにも適用された

「All-New Range Rover Evoque」のデザインは、前世代のEvoque特有のデザイン的特徴を基調とし、Range Roverファミリーの最新デザイン言語が適用された様子だ。ここで、第1世代のEvoqueの登場がRange Roverファミリーのデザイン全般を変えるきっかけになったとしたら、現在のRange Roverファミリーの最新デザイン言語を象徴する車両は、最も最近に登場した「Range Rover Velar」を挙げることができる。ここに「All-New Range Rover Evoque」は、Evoque特有の攻撃的な割合を備えたクーペ型SUVのラインに、Range Rover Velarで披露した最新デザイン言語のディテールが溶け込み、「Little Velar」のような感じもする。

All-New Range Rover Evoqueは第1世代Evoqueのクーペスタイルデザインを基調に、Evoqueの象徴的なキャラクターラインである上昇ベルトラインと傾斜ボディライン、滑らかなルーフラインを加え、よりスポーティで洗練されたボディラインを備えた。また、「Range Rover Velar」から適用されたブランドのヘッドランプのデザイン言語を継承して高級感を備えている。ヘッドランプはLEDを基によりスリムなデザインを備えており、リアランプもRange Rover Velarと同様の感覚のオールラウンドスリムリアランプを使用し、前世代よりもう少しすらりとした印象を与える。

All-New Range Rover Evoqueの外観デザインで欠かせない特徴としては、「車体一体型展開式ドアハンドル」がある。Range Rover Velarでも披露したことがあるこのドアハンドルは、ドアのロックが解除されている場合のみドアハンドルが展開されて、デザイン的な側面と空気力学的な面での利点を持つ。Land Roverはこの展開式ドアハンドルが砂、汚れ、不純物などに露出される状況や4mm程度の表面の氷に対する準備などを備えており、事故発生時には外部からすぐドアを開放できるようドアハンドルが自動展開される機能も提供していると紹介している。

▲室内は節制されたラインの高級感と最新のデジタル技術の調和が目立つ

▲Range Rover Velarと類似した、二つのタッチスクリーンで構成されている「タッチプロデュオ」

インテリアではRange Roverブランドならではの節制されたラインで表現する高級感と最新デジタル技術の調和が目立つ。素材の高級感の面では、室内空間の優雅さと快適さのために革Fascia mid-roll、精密なステッチ、メタルまたはウッドトリムフィニッシュ、革ステアリングホイールなど高級素材の仕上げが大挙適用された。そしてこのようなデザインと調和を成す最新デジタル技術の中心には、新たに適用された「タッチプロデュオ(Touch Pro Duo)」とフルデジタルインストルメントパネルがある。この「タッチプロデュオ」もまたRange Rover Velarで見せたものと類似した構成で、Evoqueでは10インチ上・下部スクリーンで分離された構成である。

インフォテインメントシステム「タッチプロデュオ」は、ユーザーが同時に複数の機能を確認して相互作用できる新しい標準の10インチデュアルビュータッチスクリーンを提供し、下部三つのダイヤルスイッチを除くほとんどの物理的なスイッチを除去してミニマルインテリアを完成し、ほぼすべての車両操作機能をタッチスクリーンを介してアクセスできるようにした。そして、「InControl App」を通じてスマートフォンとの強力な接続を提供し、SKテレコムとのコラボレーションにより提供されているTマップxヌグ(T map x NUGU)人工知能音声秘書(Virtual Personal Assistant)サービスなども搭載されており利便性を高めた。

一方、室内空間の側面では、4,371mmの長さの中でも従来よりも21mmも長くなった2,681mmのホイールベースを確保し、1,904mmの幅でより快適な室内空間を確保した。後部座席のレッグルームは11mmも確保されて、前世代よりもっと快適感を与える。また、効率的な内部設計により26リットルの収納空間も設けられており、トランクスペースも従来よりも大きくなった591リットルの容量を提供する。2列シートを折りたたむことで最大1,383リットルの積載スペースを確保することができ、既存モデルが6:4に分割折りたたむことができたのに比べ、新型では4:2:4で個々の折り畳みが可能になって空間活用の柔軟性もより良くなった。

▲最大出力180馬力のディーゼルエンジンとマイルドハイブリッドシステムはブランド初の組合せである

国内にリリースする 'All-New Range Rover Evoque」は二種類の2L 4気筒ターボディーゼルエンジンと2L 4気筒ターボガソリンエンジンなど計3つのパワートレインと9段自動変速機の組み合わせされ、AWD駆動を基本とする。ディーゼルエンジンのラインナップはD150が最大出力150馬力と38.8kg.m最大トルクを、D180が最高出力180馬力と最大トルク43.9kg.mの性能を提供し、2L 4気筒ターボガソリンエンジンP250は最高出力249馬力、37.2kg.m最大トルクを提供する。これと共にジャガーLand Roverブランド初の48V「マイルドハイブリッド」システムが適用され、市街地走行環境などで若干の燃料効率の改善を期待することができる。

All-New Range Rover Evoqueに搭載された48Vマイルドハイブリッドシステムは、車両に装着されているBiSG(Belt Integrated Starter Generator)及びリチウムイオン電池で車両運行の時エネルギーを保存し、エンジン駆動を補助する役割をする。時速17km以下で走行する場合エンジンを止めて、保存されたエネルギーは走行再開時の加速に使用することができる。All-New Range Rover Evoqueこれにより燃料効率を約5%ほど改善させ、渋滞が激しい道路走行時にも大きな効果が期待できる。また、制動時にはエンジンが稼動を停止するので燃費とともに排出ガス低減にも効果的である。マイルドハイブリッドシステムは車両下部に搭載されており、高度のストップ/スタートシステムと一緒により高い効率を期待することができる。

また、都心型コンパクトSUVの外形であるが、全自動地形反応システム2(Terrain Response 2)と地形プログレスコントロール(ATPC)は、運転者のオフロードにより簡単にアクセスできるように助ける。All-New Range Rover Evoqueに適用された全自動地形反応システム2は、精巧な「インテリジェント」システムを使用して現在の走行条件を分析し、最も適切な地形プログラムを自動的に選択する。ダイナミック、エコー、コンフォート、芝生/砂利道/雪道、泥や凹凸、砂、岩盤低速走行など7つのモードの中から選択することができ、自動設定も可能である。他にもサスペンションの高さ、エンジン反応、トラクションコントロール介入などを調整してどのような環境でも最高のドライビング環境を造成する。

また、30km/h以下で一定の速度を維持できる全地形プログレスコントロール(ATPC)を通じて悪路走行時に運転者はステアリングだけに集中できるようにしてくれる。氷、雪や濡れた芝など摩擦力が低い路面でもスムーズで安定的に逃れることができる。これだけでなくAll-New Range Rover Evoqueはホイールのトルク分配をモニタリングしブレーキシステムを通じて接地力とステアリング能力を向上させるトークベクタリング機能が適用されており、機敏かつ安定したコーナリングも可能である。渡江能力は従来よりも100mmが高まった最大600mmまで可能になった。

▲様々な最新の走行補助機能はより安全な走行を助ける

All-New Range Rover Evoqueには、さまざまな最新走行や駐車補助と安全仕様が適用されている。走行補助の側面では、走行時に思わず車線を離脱する場合、ステアリング干渉を通じて車両を再び車線の内側に維持させてくれる車線維持アシストが適用されており、先端レーダー技術をもとに前方走行車両の速度を把握して速度を合わせ走行することができる。また、渋滞のせいで立ち止まる場合でも、ストップ・アンド・ゴー機能を通じて安全な停車を助けるアダプティブクルーズコントロール、運転者の視界が制限される死角地帯を継続的にモニタリングして、走行中の車両が感知された場合その方向のサイドミラーに警告アイコンを表示して運転者に知らせる死角地帯アシスト機能も適用されている。

車両全体を上から見るような視点を提供するサラウンドカメラは、最大30km/hの速度以下の低速運行時に使用が可能であり、前面、後面、側面の合計4台の車載カメラで190°の視野を確保して車両の周辺を2Dの形で実装する。また、これと共に動作する12個の駐車センサーが車両の安全な走行を補助してくれる。また、必要に応じてルームミラーがHDビデオスクリーンに転換される「クリアサイトルームミラー(ClearSight Rear View Mirror)」ブランドで初適用され、外部アンテナに装着された1.1MP画質のカメラを使用して映像を伝送、車両の後方視界を大幅に改善する。

All-New Range Rover Evoqueに適用された「クリアサイトグラウンドビュー(ClearSight Ground View)」の技術は、ボンネットを透過して眺めるように車両前方を180視野角で全部示してくれて運転利便性を加える。この機能は車両の前面下部のカメラを通じて車両下部と車輪にアクセスする坂、または障害物を認知できるように助けてくれる。車両ボンネットに隠れて室内では確認できない前面ホイールの下部を室内ディスプレイを通じて見せてくれるため、オフロード環境や狭い路地走行での利用率が非常に高く、駐車しにくいスペース、道路の縁石が高いところ、そして険しい地形走行時は特に役に立つことができる。

▲運転席周りの感じは色々と「Little Velar」の印象を与える

試乗モデルのAll-New Range Rover EvoqueD180ファーストエディションは新しいEvoqueラインナップの最上位モデルで、最高出力180馬力の2LディーゼルエンジンとZF製9段自動変速機、マイルドハイブリッドシステム、AWDを基本とする。初めて車を接して上がるときの感じはどうしても以前試乗してみたRange Rover Velarが浮き上がってくるが、デザインや技術的な側面から新しいEvoqueは「Little Velar」の感じがする。そして短い全長に比べて幅が広く、高いベルトラインに20インチ級の大型ホイールを使うのおかげでデザイン的に存在感は階級に比べ大きく見える感じもする。

車に上がると、実内デザインと仕上げでは高級ブランドとしてのRange Roverの能力を確認することができる。特にRange Rover Velarと同様の構成の新しい「タッチプロデュオ」でセンターフェイシアの操作部をほとんど整理し、デザイン的な滑らかさと最新技術面の感じが強調される。変速機の場合、既存のダイヤル式から電子スティック型に再び戻ってきたが、変速機の周りの装飾に「First Edition」を強調する若干の贅沢も見つけることができる。シートの肌触りなどもラグジュアリーブランドのエントリーモデルに期待するレベル以上を満たしてくれるが、シートに換気機能がないのは少し残念な部分である。

Evoqueを初めて乗ると、ベルトラインが高くて窓面積が小さいデザイン的特徴のおかげで、車両周囲の視界確保があまり良くないということが感じられる。もちろんEvoqueはラグジュアリーブランドの一員であり、そのおかげでさまざまな最新技術でこれらの弱点を克服することができる。車両のセンサーとサラウンドビューカメラはもちろんのこと、「クリアサイトグラウンドビュー」のような技術は最新技術で物理的な視野確保の限界を克服できるようにする。もちろん、最初使えばモニター画面の遅延や違和感などが感じられるが、使い慣れたら便利さに放棄できない機能となる。

▲オンロード、オフロードを網羅する様々な走行モードを備えている

All-New Range Rover Evoque D180モデルのエンジンは、2,400rpmで最大出力180PS、1,750〜2,500rpmの領域で最大トルク43.9kg.mの性能を出し、ZF製9段自動変速機とAWDシステムを備えた。また、マイルドハイブリッドシステムを備え11.9km/Lの複合燃費を提供する。発進性能の面ではD180エンジンベースのモデルの0-100km加速は9.3秒程度で、十分に余裕だが刺激的ではないレベルである。初めて始動をかけるとディーゼルエンジンの存在感がやや感じられるが、エントリークラスのであってもラグジュアリーブランドにふさわしいレベルでよく洗練された振動と騒音水準を示し、体感的には前世代よりはかなり立派になった感じだ。
様々な走行モードの中で一般的なオンロードを試しにいいものはコンフォートとエコモードだが、エコモードでは燃費のために急加速などでシステムがかなり干渉する。そして一般的にほとんどの走行状況に対応するコンフォートモードでも、序盤出発では車両がちょっと重く感じられる。これは9段自動変速機が一般的な状況では可能な限り回転数を低く取るからで、最大トルクが出る領域まで回転数が上がらなくて少し動きが鈍く感じられることもある。もちろんアクセルを少し強く踏んだり、変速機をスポーツモードに置くとこの最大トルク領域を活用して期待に合致するレベルの性能を感じることができる。
一般的な高速道路、高速化道路の進行速度である100km/h前後でエンジン回転数は1,500rpm程度に留まって、この時静粛性の面は無難である。前輪McPherson strutと後輪Integral multi-link構成のサスペンションは少し堅い感じを与えながらも路面の大きな衝撃は静かに済ませて、小さな衝撃はある程度活かし上げて走行感性側面もある程度生かす様子だ。コーナリングではしっかりとした感じのサスペンションが左右の動きもよく取ってくれるし、AWDとトルクベクタリングシステムのおかげで期待以上のコーナリング実力が出ていた。

▲燃費向上はマイルドハイブリッドシステムよりは車両制御システム全体の最適化が生み出す感じだ

All-New Range Rover Evoqueのパワートレインで特徴の一つに数えられる48Vマイルドハイブリッド技術は、一般的に考えるハイブリッド駆動よりもっと少しバッテリー負担で実装する消極的な電動化戦略である。そしてエンジンのストップ/スタートシステムと一緒に徐行や停車時のエンジン稼働時間を減らして燃費と排出ガスの削減などを助ける方式である。実際の試乗環境では、このマイルドハイブリッドシステムがそれほど印象的とは思わなかったのに、時速17km以下の停車直前から始動が切れる様子は印象的であったが、これを長く維持する方ではなかった。このマイルドハイブリッドシステムはそれ自体の意味よりはエンジンストップ/スタートシステムの補助くらいで認識した方がより正確だと言えるだろう。

安全仕様では能動的に介入する車線維持アシストとアダプティブクルーズコントロール、死角地帯走行中の車両を知らせる死角地帯アシスト機能など様々な機能が適用された。そしてAll-New Range Rover Evoque車線維持アシストをオンにして走るとき、ただ認識された車線のみを保持するのではなく、車両が車線の片側に偏っているときに側後方から急速に接近する車があれば少しのステアリング干渉で車を車線の中央や反対側に移動させて事故の可能性を減らす姿も見えた。もちろん試乗環境の特性上、継続的な車線維持の可否は確認することができないものの、ある程度半自律走行が可能なレベルのシステムであるが、実際の環境ではこれを無理して確認するのはしない方が良さそうだ。

車両のさまざまな機能を制御することによって、タッチプロデュオインフォテインメントシステムは適応時間がほとんど必要なく、ほとんどの機能にアクセスできる利便性を提供し、ナビゲーションや車両走行情報、オーディオなどの様々な情報を一度に確認して迅速に切り替えることができる。しかし、多少残念な点は、アナログダイヤルの操作感が明確でなく、いくつかの機能でシステムの反応がかなり遅いという点くらいを挙げることができる。しかし、タッチプロデュオインフォテインメントシステムは国内環境で強みを持つSKテレコムの「Tマップ」を使用し、モバイルデバイスとの強力な結合性を持っていて、これを通じた便利な側面はかなり高く評価するべきである。

▲新しいEvoque「開拓者」の旗を持ったブランドのしっかりとした新入社員のような感じがする

Land RoverとRange Roverにおいて「Evoque」は、Range Roverブランドのエントリーモデルであり、主なボリュームモデルであるが、ただその程度の意味だけ持つわけではない。Evoqueの登場はRange Roverが「車種」から「ブランド」に上がるきっかけを作り、Evoqueのデザインはその後Range Roverを超えLand RoverのSUVにも様々な形で適用される様子を見ることができた。これにRange Roverにおいて「Evoque」は、単なるエントリーモデルではなく、最も若い感性のモデルとして果敢に新しい技術と変化に対応できる存在でもあるという気がする。

このいう意味で新たな「All-New Range Rover Evoque」は、色んな面で期待以上の果敢な変更を確認できた。デザイン面では既存の強烈なデザイン的特徴を受け継ぎつつ、少し前にリリースした「Range Rover Velar」で披露したブランドの新しいデザインコードが多く反映されたが、技術的な面ではパワートレインや安全性、利便仕様などでさまざまな「ブランド最新、最初技術」が適用されることで、今後のRange Roverブランドの次世代新車に適用される変化の方向を提示する様子だ。色々と現在新しいEvoqueは、単なる「新しいエントリーモデル」ではなく、「最も先進的な技術のRange Roverファミリー」と言える。

個人的には既存のEvoqueに対して「破格的なデザインを持つラグジュアリーブランドのエントリーモデル」で、ラグジュアリーブランドとエントリーモデルの競合でエントリーモデルの意味がもっと強く感じられる、あまり気に入らないイメージを持っていたのも事実だ。しかし、新しい「All-New Range Rover Evoque」は、もっとラグジュアリーブランドにふさわしい姿で完成度を高め、最新技術を使用してブランドの中でも差別化された位置を探していく姿だ。これからはEvoqueが本当に「ラグジュアリーブランドの入門」の意味ではなく、個性と高級感を兼ね備えた「ラグジュアリーブランドの一員」に近いのではないかと思われる。

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