【上海2019年12月9日PR Newswire】中国のビューティーブランドVENUS MARBLE（ヴィーナスマーブル）は、日本最大の化粧品ウエブサイトであるCosmeとそのオフライン店舗、および化粧品小売ブランドのRosemary（ローズマリー）でメックアップ製品を販売し、正式に日本での事業を開始した。これは当社グローバル展開の重要な一歩を刻むものである。

2016年、中国のビューティー市場が成熟を重ねていた頃、VENUS MARBLEの最高経営責任者（CEO）であるチェン・ジェンイー氏は、宣伝のためFacebookと提携する事業者と共に仕事をしていた。ソーシャルメディアを通じて収集したデータから、チェン氏は中国の化粧品産業に非常に大きな好機を見出した。

化粧品に情熱を持つシエ・ルオユン氏と協力し、チェン氏はアートと色彩を融合させることでメーキャップ製品の多用性を伝えることに特化したブランドであるVENUS MARBLEを創設した。

VENUS MARBLEの最も人気のあるアイシャドーパレットは大理石状の質感のパッケージで、発売直後にネット上で急速に拡散され、セレブリティ、主要なオピニオンリーダー（KOL）、一般消費者の一押しとなった。

中国の主要なeコマースプラットフォームのTaobaoで、アイシャドーブランドのランキングで8カ月連続して首位を占めているこのパレットは、中国でファッションブームを引き起こした。以来、VENUS MARBLEの芸術的なイメージは人々の心に深く根を下ろした。

このブランドはまた、全ての女性がプロフェッショナルのように簡単に化粧ができるようにとの思いから、製品の実用性に多大な注意を払っている。この信念に導かれ、後に発売されたロマンチシズムとマンモニズムの各アイシャドーシリーズも熱狂的な人気を博する製品となった。この2つのコレクションの成功はブランドの2018年の売上を2億6000万に押し上げた。

Marble Eyeshadow Palette

VENUS MABLEシリーズは主にアイシャドー、チーク、ハイライト、マスカラ、メイク落としを含む。メイクの全カテゴリーをカバーするというVENUS MARBLEの見通しは、世界的な有名ブランドに成長するという同ブランドの戦略プランに合致している。

このビジョンは中国の化粧品市場についての熟慮に根差している。データによれば、中国は世界第2の化粧品消費国に成長しているようである。

しかし、中国に世界有数のビューティーブランドがないという事実は同国の経済的地位と同等ではない。由緒あるブランドや新興のブランドは、競争力や影響力の点ではシャネルやディオールのような一流ブランドとは比較にならない。

この点で、国産ブランドであるVENUS MARBLEは、中国の化粧品ブランドを世界に紹介するという責務を負っている。

チェン・ジェンイー氏は「世界はわれわれに注目している。そのため、あのTaobaoで売られているブランドというだけでなく、われわれ独自の影響力を持つブランドを構築しなくてはならない。実践を重ねる必要があり、われわれは実際にこの方向で取り組みを続けている」と述べた。

ブランドの日本への進出はブランドの発展において極めて重要である。日本のAmazon、Yahoo!およびロッテ（Lotte）で化粧品部門のオンライン売上高で第3位となる早期の成功を踏まえ、VENUS MARBLEはオフラインチャンネルで一層大きな潜在性を持つCosmeとRosemaryでの事業開始を決定した。

日本のビューティー製品は主にオフライン販売によるもので、それは市場全体の約70%を占めている。そのため、20のCosme店舗と14のRosemary店舗で現行の全カテゴリーを発売した後、VENUS MARBLEはロフトなどのオフラインチャンネルでの事業を拡大する予定である。

さらに期待されているのは猫をテーマとする新たなコレクションで、日本では12月に発売予定で、中国では2カ月前に発表されたものである。

このCat Collection（猫シリーズ）はアイシャドーとリップグロスを中核的製品とする15の主要な商品ユニットで構成されると報じられている。リップグロスは12月に発売予定である。

「猫シリーズ」に含まれる6のアイシャドーパレットは異なる6種類の猫のデザインで、これによって新製品は特定の消費者の需要を取り込むことが期待される。

このシリーズは発売後、高い人気を博している。日本では「猫シリーズ」は正式発売の前でさえTwitter上で熱く議論されるトピックになった。

Cat Eyeshadow

さらに、その新たなコレクションはブランドにとって製品戦略全般の転換点となる。ブランドイメージを向上するため、VENUS MARBLEは今後、新製品を単一のアイテムでなくシリーズで宣伝する方針で、これは同ブランドのグローバル展開に合致している。

VENUS MARBLEの共同パートナーで販売チャンネル責任者のウェン・チョン氏は、アジア市場への参入はVENUS MARBLEにとって真の第一歩であると述べた。VENUS MARBLEは現在すでに、タイ、シンガポール、マレーシアなどのアジア各国で販売されている。CosmeとRosemaryへの進出することで人気が一段と高まり、シンガポール、マレーシアなど各市場への参入は容易になるだろう。

さらに、VENUS MARBLEは欧州と北米の市場への参入も企ている。グローバル展開により、VENUS MARBLEは世界的な影響力を持っている有名な中国ビューティーブランドになるというビジョンを実現しつつある。

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