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ソニー、CES 2020出展について発表

記事公開日時 : January 8, 2020, 5:16 pm
ACROFAN=Bora Kim | bora.kim@acrofan.com | SNS
ソニーは、米国ネバダ州ラスベガスにて現地時間1月7日(火)より開催される「CES 2020」に出展する。

ソニーは、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」ことをPurpose(存在意義)とし、人々の心に響く製品、コンテンツやサービスで、社会に良い効果をもたらすことを目指している。一般公開に先立ち現地時間1月6日(月)に行った記者会見では、ソニー株式会社 社長 兼 CEOの吉田憲一郎が登壇し、「クリエイティビティの力と我々のテクノロジーを融合し、ソニーはたゆまず前進している」と述べ、エレクトロニクスとエンタテインメント事業の最新の成果や新たな展開を紹介した。

続いて登壇したソニー・インタラクティブエンタテインメント 社長 兼 CEOのジム・ライアンは、「プレイステーション 4」の全世界累計実売台数が1億600万台を突破し、「プレイステーション ネットワーク」の月間アクティブユーザー数が1億300万に達したことを発表した。また、本年のホリデーシーズンに発売を予定している、「プレイステーション 5」(PS5)の先進的な仕様や機能を説明すると共にロゴデザインを初公開し、「全世界で1億人以上を誇る『プレイステーション』ファンの皆さまに向けて、最高のゲームコンテンツをご提供するとともに、圧倒的なスピードがもたらすPS5ならではの全く新しいゲーム体験をお届けできると確信している」と述べた。

また、スポーツのライブ映像制作においては、ソニーが5Gを用いて米国テレビ放送局NBC Sports(エヌビーシー スポーツ)および米国通信事業者Verizon(ベライゾン)と行った、アメリカンフットボールの試合における実証実験を紹介。NBC Sports Group CTOのデービッド・マッツア氏が登壇し、ソニーの有するプロフェッショナル向け映像制作技術と通信制御技術がスポーツのライブ映像制作ワークフローにもたらす新たな可能性について期待を述べた。

さらに吉田は、「過去十年の間、スマートフォンをはじめとするモバイルが私たちの生活を根本から変えたと言っても過言ではないが、次のメガトレンドはモビリティだと信じている」と述べ、安心・安全な自動運転の実現を支えるイメージング・センシング技術や、最先端のエレクトロニクス技術を結集して革新的な車内エンタテインメントを具現化した試作車を披露した。ソニーは社会への意義ある貢献に取り組むとともに、「テクノロジーに裏打ちされたクリエイティブエンタテインメントカンパニーとして進化し続ける」と、スピーチを締めくくった。

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