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Dataiku 7、より緊密な協業ときめ細かな説明可能性をエンタープライズAIに提供

記事公開日時 : March 19, 2020, 12:29 pm
ACROFAN=Business Wire | info@businesswire.com | SNS

Dataikuの最新版が統計専門家とデータサイエンティスト向けの機能を拡張し、全ユーザー向けに個別の予測説明機能を追加

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 先進的エンタープライズAI・機械学習プラットフォームのダタイク(Dataiku)は本日、Dataiku 7のリリースを発表しました。この最新版は統合を深化させ、技術データ専門家が機械学習プロジェクトの開発や、ホワイトボックスAIのために行レベルの説明可能性に取り組めるようにしています。最新版のその他の新機能として、Dataiku 6で導入された機能を拡張するKubernetesを活用したウェブアプリと、機械学習支援型のデータ・ラベル付けプラグインがあります。


ダタイクのFlorian Douetteau最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「2013年の設立以来、ダタイクの中心にあるのは協業です。Dataiku 7では、企業で誰もがAIを効果的に使用できるようにするという当社の理念を深めるために、機能をさらに追加しました。今回のDataiku 7の発表により、当社は説明可能なAIのために機能を拡張した製品を、2回連続でリリースしたことになります。説明可能なAIはあらゆる業界の組織が成功し、自社のAIモデルの結論が与える影響を理解する上で、非常に重要な要素です。」

世界中の組織は、エンタープライズAIの取り組みに上層部からのトップダウンで注力していますが、プロジェクトをボトムアップで誰もが使用して個々の従業員が実用的なデータ知見を利用できるようにすることに苦労しています。Dataiku 7は協業を通じて、より多くの人が参加できるようにし、説明可能なAIで個人に力をもたらすことで、企業が日々の意思決定でデータを使い、影響力の強いAIプロジェクトを開発できるようにしています。

Dataiku 7のリリースで提供する新機能には、次のものがあります。

高度な統計分析に対応:統計専門家は、Dataikuで馴染みのあるワークシートとカードの形式を使って高度な分析を行いつつ、より広範なデータを使用したり分析チームと協業したりできます。これまで高度な統計専門家は、サイロ化されたツールの使用を余儀なくされ、統計専門家でない従業員はツールを把握できず、ガバナンスとAIプロジェクトの導入でボトルネックが生じていました。

高度な予測の説明:従来の機械学習モデルは、結論に至った理由や方法について詳細情報を提供しないため、そうしたモデルに基づいて行った意思決定や措置について、客観的に説明することが困難でした。Dataikuの予測説明は、モデルの結論に最も影響を与える特徴や機能などを説明し、ブラックボックスの中を明らかにします。Dataiku 7には、出力されたデータセットの行レベルの予測説明のほか、個別の予測説明に関する双方向の視覚化が含まれています。

コーダーの協業を改善するGit:Dataiku 7はGitとの統合を強化しているため、データサイエンティスト(あるいはその他のコード優先ユーザー)は、Gitブランチの作成、削除、プッシュ、プルをDataikuから直接行うことができます。コーダーは容易にプロジェクトを複製してサンドボックスで変更できるので、元のプロジェクトは影響を受けず、効率を大幅に向上させることができます。複製したプロジェクトのバージョンが完了すると、変更を元のプロジェクトにシームレスに統合できます(すべての変更はGitで追跡できます)。

Kubernetesとの融通性を強化:Dataiku 7は、Dataiku 6のマネージドKubernetesクラスター機能を拡張し、ユーザーがウェブアプリをKubernetesクラスターで実行できるようにしています。そのため、より多くのユーザーが同時に利用できるほか、リソースを多用するAI機能を高速かつ柔軟にバックエンドで実行できます。

能動学習向けのラベル付けプラグイン:機械学習モデルから、正確で高品質の知見を引き出すには、適切なラベル付けをしたデータが必須条件となっています。データのラベル付けを素早く行う能力は、単調で時間がかかるデータ収集作業を軽減できるため、分析ライフサイクル全体を高速化できることがよくあります。この新しい人間参加型のラベル付けと、能動学習向けプラグインは、Dataikuウェブアプリのスイートを提供し、データが表形式、画像、サウンドの如何に関わらず、ラベル付けプロセスを容易にします。

ダタイクは、グローバル2000企業が大規模なデータセットを実用的な知見に変えてAIプロジェクトを誰もが使用できるようにし、機械学習の取り組みを大規模に展開できるよう支援しています。本日リリースしたDataiku 7は、より緊密な協業と説明可能なAIを強化し、チームを基盤とする直感的なプラットフォームによって、データサイエンスをより多くに人にもたらします。

本日の発表とDataiku 7の詳細については、リリースノートをご覧ください

新機能が動作している様子など、Dataikuのデモをご覧になりたい方は、4月16日に実施するウェビナーにお申し込みください。

ダタイクについて

ダタイクは企業においてデータサイエンス、機械学習、AIを誰もが使用できるようにするための一元的データプラットフォームを提供しています。ダタイクにより、企業はデータの準備から大規模な分析、エンタープライズAIまで、各社のデータジャーニーを歩んでいく上で独自の力を付けることができます。ダタイクは、データの専門家と探求者に共通の基盤、豊富なベストプラクティス群、機械学習とAIの導入・管理の近道、そして一元的な管理環境機能を提供することで、データの力を活用する企業の触媒となっています。

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