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Empire State Realty Trustが参加初年にGRESB 5スター格付けを獲得

記事公開日時 : November 25, 2020, 3:21 pm
ACROFAN=PRNasia | hkcs@prnasia.com | SNS

【ニューヨーク2020年11月25日PRNewswire=共同通信JBN】Empire State Realty Trust (NYSE: ESRT)はGRESB調査参加初年に、2020年のGRESB Real Estate Assessment(不動産評価)で最高の5スターとグリーンスター認定、88得点を獲得した。これはESRTが全調査参加回答者の上位20%に入ることを意味する。

Anthony E. Malkin会長・社長兼最高経営責任者(CEO)は「ERSTはこれまで、エネルギー効率、持続可能性、室内環境品質への取り組みの評価を受けたことがなかった。参加初年にこの結果が出たことは、当社の10年以上の努力とDana Robbins Schneiderエネルギー・持続可能性担当上級副社長兼ESG部長の指導力を示すものだ」と語った。

GRESBは、不動産企業・ファンドの持続可能性成果の一級の評価手段と広くみられている厳格な基準として国際的に知られている。この認定と米国で最も競争の激しいGRESB同業集団の一つで上位5社に入ったことは、ESRTの不動産業界での指導力と環境・社会・企業統治(ESG)慣行への革新的なアプローチを実証している。

ESRTが同業集団の平均を約10ポイント、参加初年の国際的なGRESB平均を20ポイント近く上回ったことは光栄である。ESRTはGRESB Public Disclosure(開示評価)で最高評価のA格付けを獲得した。GRESB開示評価は450社を超える上場不動産企業・不動産投資信託(REIT)の実績を評価し、GRESB不動産評価に沿った指標を評価する。

Empire State Realty Trustのポートフォリオは1010万平方フィートを超え、これは象徴的な世界的歴史建造物エンパイアステートビルを含む。この成果は持続可能性へのESRTのコミットメントとエネルギー、水、廃棄物、温室効果ガス排出での実績を認めるものである。ESRTはWELL健康安全性評価(Health-Safety Rating)を取得した米国初のポートフォリオでもある。これは、ESRTが最高水準の衛生・安全対策を実施してきたことを科学と証拠に基づいて認めるものだ。この評価はESRTの室内環境品質へのコミットメントと世界的感染流行への集中的・積極的対応に合わせたものである。ESRTは持続可能性目標を公式に発表しており、ニューヨーク市で最もエネルギー効率の高いREITである。

GRESBは毎年、世界中の実物不動産のESG実績を査定・評価している。GRESB評価は投資家と不動産業界が実物不動産投資の持続可能性成果で重要事項と見なすものに従い、枠組み、目標、新たな規制に関する国際的報告に沿っている。

GRESBのDan Winters米州責任者は「参加初年にGRESBの5スターを獲得するのは極めて珍しいが、Empire State Realty Trustはそうなると私がまさに予想した通りだ。同社の指導力、エネルギー効率への思慮深いアプローチ、環境と調和した成果により、同社は2020年の世界的指標の頂点に立った」と述べた。

Dana Robbins Schneiderエネルギー・持続可能性担当上級副社長兼ESG部長は「持続可能性は当社と当社が毎日やることに根付いている。当社は根付いた持続可能性の専門知識と取り組みを業界で活用し、不動産の持続可能性を明確にしている。ESGの先導者として、当社の成果は戦略を推進し、投資家、株主、テナント、従業員、われわれが生活し、働く社会に長期的な価値をもたらす。ESRTはニューヨーク市の構造の一部であり、当社事業のどの局面にも顕著なESG成果を組み込むことにコミットしている」と語った。

▽Empire State Realty Trustについて
Empire State Realty Trust, Inc.(NYSE: ESRT)は「世界で最も有名なビル」であるエンパイアステートビルを含め、マンハッタンとニューヨーク大都市圏のオフィス、リテール資産を所有、管理、運営、買収、再配置している。ESRTは構築環境のエネルギー効率と持続可能性のリーダーで、WELL健康安全性評価(Health-Safety Rating)を達成した米国初の商業不動産ポートフォリオである。これは、現在のCOVID-19状況と将来のより広範な衛生・安全関連問題に対応する運用方針、保守プロトコル、緊急事態計画、利害関係者教育に焦点を当てたすべての種類の施設に対する証拠に基づく第三者認証の格付けである。同社のオフィスとリテールポートフォリオは2020年9月30日現在、賃貸用面積が1010万平方フィートに上り、このうち940万平方フィートは14のオフィス資産(マンハッタンに9、コネティカット州フェアフィールド郡に3、ニューヨーク州ウエストチェスター郡に2)、約70万平方フィートがリテールポートフォリオである。

▽GRESBについて
GRESBは規格化し、実証された環境・社会・企業統治(ESG)データを資本市場に提供する使命を目的とした投資家主導の組織である。2009年に創設されたGRESBは世界中の不動産・インフラストラクチャー投資の主要なESG基準となった。2020年だけで1200以上の不動産ポートフォリオがGRESBに報告し、9万6000件以上の資産を網羅した。対象インフラストラクチャーは540件以上のインフラストラクチャー・ポートフォリオと資産を含む。合わせると、報告資産は 5兆3000億米ドル相当の運用資産となる。データは100以上の機関・金融投資家に利用され、ポートフォリオ全体の投資の監視、業界がより持続可能な未来に移行するのに必要な戦略的選択の誘導に役立っている。

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