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ZTEとGSMA Intelligenceがグリーン5Gに関するホワイトペーパー「5Gのエネルギー効率、グリーンが新たな定番」を発表

記事公開日時 : November 27, 2020, 3:20 pm
ACROFAN=PRNasia | hkcs@prnasia.com | SNS

【深セン(中国)2020年11月26日PR Newswire=共同通信JBN】モバイルインターネット向けの通信、エンタープライズおよび消費者テクノロジー・ソリューションの大手国際プロバイダーであるZTE Corporation(0763.HK / 000063.SZ)は、グローバルな通信・メディア・テクノロジー(TMT)研究のリーダーで、より広範なGSMAの傘下にあるGSMA Intelligenceが作成したグリーン5Gに関する「5G Summit & User Congress(5Gサミット・ユーザー会議)」のホワイトペーパー「5G Energy Efficiencies, Green is the New Black(5Gのエネルギー効率、グリーンが新たな定番)」を発表した。

ホワイトペーパーは、コスト削減、ネットワーク・パフォーマンスの最適化、エネルギーセキュリティー、世界的な二酸化炭素排出削減への貢献の観点から、5G時代の通信ネットワークのエネルギー効率を構築、改善する背景と指針を分析している。また、無線アクセスネットワークやより広範なネットワーク計画の側面から、イノベーションを通じた省エネと消費削減の実現可能性についても要約している。

ホワイトペーパーによると、無線アクセス基地局のエネルギー消費を根本的に削減するには、5Gネットワークの各部分を個別に扱う必要がある。効果的ツールとして、より効率的なバッテリーソリューションの採用、機器のエネルギー消費の削減、よりインテリジェントなAIによるスリープ状態の実装、より的を絞ったネットワーク展開計画などが挙げられている。こうした対策により、無線アクセス基地局のエンドツーエンドの省エネと消費削減を実現し、人々のためになるグリーンな通信ネットワークを構築することができる。

グローバルな気候変動目標達成に向けた戦いを支援し、モバイルネットワークの運用コストを引き下げるため、省エネは電気通信業界の主要な優先事項かつ使命となっている。モバイルネットワークは、ユビキタスに近いアクセス、利便性、エンターテインメントを大衆に提供しているが、LTEや5Gを介したビデオやその他の帯域幅を必要とするサービスにスマートフォンを使う人が増える中、電力、エネルギー消費は歯止めなく増加していくだろう。無線アクセスネットワークはモバイルネットワークの中で最もエネルギーを消費しており、エネルギー消費の主要因とみられている。ホワイトペーパーによると、データトラフィックは今から2025年の間にユーザー1人当たり3倍に増加すると予想されている。LTEや5Gネットワークの展開、拡張は、必然的にネットワークのエネルギー消費に大きな圧力を掛ける。

GSMA Intelligenceの調査責任者Tim Hatt氏は「エネルギーは、通信事業者の原価の非常に大きな部分を占めており、業界全体の運用コストの20%から40%になる。カーボンニュートラル、そして最終的には正味ゼロ・エミッションに向けた野心的グライドパスを設定する通信事業者が増える中、エネルギー効率の高いネットワーク技術と燃料源の再生可能エネルギーへのリバランスにより、物事は急速に進んでいる。エネルギーと気候への取り組みは今や、単なる企業の社会的責任(CSR)ではなく、ビジネスの一環として非常に重要な目標になっている」と語った。

ZTEは近年、500を超えるグリーン5Gイノベーション特許を出願してきた。ZTEが開発した高性能チップセット、最先端の構造設計、インテリジェントネットワーク運用ツールにより、ZTEは無線基地局機器の消費電力を継続的に引き下げてきた。

省エネ機能とAIベースのトラフィック負荷予測に基づくZTEの4G、5Gネットワーク省エネソリューションPowerPilotは、業界で初めてAIを活用したサービス認識型省エネを導入した。PowerPilotは、サービスのタイプとそのエネルギー効率の違いを識別することで、サービス要件をリアルタイムで評価し、よりエネルギー効率の高いネットワークでサービスをサポートし、ネットワーク全体のエネルギー効率を最大化できる。

一般的なネットワーク構成の計算では、PowerPilotソリューションは、従来のAIベースのエネルギー節約ソリューションの2倍のエネルギーを節約、マルチモードネットワークで最大20%のエネルギーが節約できるため、業務支出を効果的に抑えられる。現在までに、ZTEのPowerPilot省エネソリューションは、世界中に20を超えるネットワークを持つ60万以上のサイトに導入されており、通信事業者は電気代を10億ドル以上節約している。

ZTEの技術スポークスマンでNFV/SDN製品の主任科学者であるJason Tu氏は「ZTEは常に省エネと消費削減を企業責任ととらえ、革新的技術の開発に取り組んできた。ZTEは技術効率と消費を向上させることにより、通信事業者と協力して5Gグリーンネットワークを構築し、国連の持続可能な開発目標(SDG)に対する『気候変動対策』の約束を共に果たしてきた」と語った。

ホワイトペーパー「5Gのエネルギー効率、グリーンが新たな定番」へのリンク:

https://res-www.zte.com.cn/mediares/zte/Files/PDF/white_book/202011241046.pdf
https://data.gsmaintelligence.com/api-web/v2/research-file-download?id=54165956&file=241120-5G-energy.pdf

ホワイトペーパー「5Gのエネルギー効率、グリーンが新たな定番」の簡単な紹介のリンク:

https://www.facebook.com/watch/?v=4692508470821594

▽メディア問い合わせ先

Margaret Ma
ZTE Corporation
Tel: +86 755 26775189 
Email: ma.gaili@zte.com.cn

 

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