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台湾次世代パブリッシングの創造ゆりかご「アイジョイング」

記事公開日時 : May 7, 2014, 8:53 am
ACROFAN=柳 在庸 | jaeyong.ryu@acrofan.com | SNS
アイジョイング(ijoing、https://ijoing-com.webnode.tw)は最近、台湾で最も注目されるゲームの企業の一つである。台湾最高のオンラインゲーム企業として知られているソフトワールド(https://www.soft-world.com)の子会社として、台湾交通大学出身の人材が投資して、次世代ゲームのビジネスモデルの開発に熱を上げている新興強豪としての名声を積んでいる。

アイジョイングは、現在のCEOであるデリック・ヒュー(Derek Hsu)がソフトワールド在職時に出したアイデアで始まった企業である。デリック・ヒューCEOは、本来、ソフトワールドの企業発展部門に従事していたが、ゲーム産業のトレンドからインスピレーションを得たという。特に、このアイデアにソフトワールドの王俊博会長が直接力を加えてくれて、今の姿を備えるようになった。

 
▲ アイジョイング デリック・ヒュー(Derek Hsu)CEO

デリック・ヒューCEOがアイジョイング設立を導き出した背景には、現実的な悩みが敷かれていた。ソフトワールドが台湾で最大のゲーム会社であるが、携帯電話ではできないことが多いというのが懸案だった。最もすることができなかった部分は、「通路」という概念。

台湾で一般的にゲームキャッシュカードを最も多く売っているところは、セブンイレブンである。ところが、スマートフォンでは、AndroidとiPhoneが占領し、既存のパブリッシャーは、その方の市場に入ることができなかった。また、パブリッシングの面でソフトワールドのホームグラウンドは、台湾と東南アジア地域であるせいで、GoogleとAppleのように全世界的にパブリッシングできないという点も弱点として浮上した。

その弱点の克服のために、子供のジョインは、従来とは異なるプロセスを前提にして事業を展開する。アイジョイングは、開発者が直接開発した創造的なものを持ってくると、それに合わせ最適なビジネスモデルとサポートを提供することに企業全体が最適化されたところである。したがって、ゲームの審美眼が「本当に楽しいかどうか」と「誰かはまだしていないかどうかを」の2つである。この2つの条件を満たしていれば、ケースに合わせて目的に最適化された方法論を研究して、問題に合わせて積極的にプロセスを進めることができるのがアイジョイングの誇りである。

デリック・ヒューCEOは、個人の開発者が立ち上げて空前のヒットを記録した「Flappy Bird」を一例として挙げながら、「アイジョイング設立のきっかけはまさにこれらのゲーム(=Flappy Bird)を作成するためだ」と言って、「ここで注目すべき部分はどのように意思決定をするのかである。元のソースを持っている人になるべきではないを決定する場合、これらのゲームは、出ることはできない」と指摘した。

 

アイジョイングが現在実装しているプロセスは、それなりの過程を経てきた歴史を抱いている。デリック・ヒューCEOはこれと関連した失敗した事例を紹介した。彼は500万人以上がダウンロードした某レースゲームとの事情を聞かせてくれた。

「...そのレースゲームは、個人が作成したゲームとして、プリチャージビジネスモデルでゲームを発売して500万人がダウンロードする成果を収めた作品だった。別にお金を支払う場合は1ドルだったが、このゲームは5万ドルの収益を収めたのだった。だから、そのゲームの開発者は、5万ドルを元手だと考えて、もし協力すればどんな利益があるのかと尋ねた」とし、「開発者がお金を稼ぐことがさらに増えることができるかと尋ねたところ、確答することはできないと回答した。もちろん、もっとお金を稼ぐことができてもあるだろうが、より多くの利益を生み出すことができるかないかのかどうかは保証することができないと明らかにした。だから、他の方法で協力しようとした。学校の先輩が台湾内の有名自動車輸入会社の関係者であって、彼に商業化するかどうかを聞いて広告モデルを提案した」と明らかにした。

ここでの「広告モデル」は、フォルクスワーゲンがプロモーションしていたフィッシュラップのゲーム。それ自体として、広告効果を出すそのような性質のゲームだった。このビジネスモデルを適用したとき、そのレースゲームは、すでに500万人以上がダウンロードしたおかげで、その数を利用すれば収益がでる構造であった。このときのグラフィックス操作などもアイジョイングで提供する構造であったが、その開発者は協力を拒否した。理由は、その開発者自らが自らを「芸術家」と称して、ゲーム内のビジュアルの操作の一つ一つを直接に意味を置いたからだった。このような場合を経験しながら、アイジョイング自主的にも協力が可能な人々を確認するノウハウが着々とたまってきた。

デリック・ヒューCEOは、「我々は、まず開発者本人が協力することを望まなければならないと思う。最も重要なのが、開発者の心構えである。開発者自らが開発したのが最高だと自負している場合、その人とは協力することができない。他の人のようにすることができる心構えがある人とは、協力することができる。これが最も秘策であり、秘訣になるだろう。当然のだろうと考えるかも知らないが、これが最も重要である。その次に見ることは、過去にこのようなゲームを開発したことがあるかどうかだ。過去の経験や能力を再び評価することができるからだ。また、本人が持って来た計画書の創造性も確認する。これは、経験者にこれに対する推測と予想を依頼する価値をもっているかを判断する」とし、「こうして3つの側面を評価して、簡単に言えばスカウトをする」と述べた。

 

アイジョイングの本質は、見方をすればマッチメイキングにその流れが触れているとも見ることができる。先に記載されたのレースゲームの場合、ビジネスモデルを自動車ベンダーと直接接続させることを推進した。一介の個人が自動車のベンダー内の有力者と特別人脈を持っていなければ進行することができない形のアプローチである。これが可能だったのは、台湾内で、各界各層に投資家と補助者が存在するおかげ。人脈が様々なだけに、ビジネスモデルも多様化することは、当然のことだろう。

のためにアイジョイングでは、開発者を誘致して、より良いビジネスモデルを作成することに加えて、逆にビジネスモデルに合わせてゲームを開発してくれることも同時に作動する。事業をしながら、マーケティングでも広報もトレーニングもゲームを介して実装するだけのアイデアがあれば、アイジョイングのドアを叩くのも方法である。また、資本家の立場から投資する価値のあるゲームを探したり、逆に資本家からの投資を受けようと遊説支援を要請することも可能である。二重でありながら、多面的なビジネスモデルとワーキングプロセス運用が混在されているわけだ。

これと関連しデリック・ヒューCEOは、「現在していることが何なのか簡単に表現すると、「仲間」だから「パートナー」になる」とし、「私自身は、投資家が、かといって直接投資をしない。投資家との協力関係を持っているということが合った表現である。また、ゲーム会社で働いているが、そこに所属するのではないと言える」と付け加えて、柔軟な行動でビジネスの柔軟性を同時に確保する運用の妙策を説いた。

アイジョイング運営の特徴は、開発者との関係をどのように維持するかで示している。アイジョイングは、開発者に個々のケースを持って協力して、契約をして縛って制約を加えない方針である。開発者といっしょに協力してゲームを作りながら、一方的な関係は止揚する。それとともに作られたゲームは、共有する概念で永遠の関係に行くことを優先する。みんなで新しいIPを創造し、お互いに共有する財貨として育てていくというものである。だから製作に参加することで、そのように融合された関係を通って、パートナーと自負することができる間を作る。

 

アイジョイングで融合的な関係を志向する理由は、これにより、作成者が本人が希望するゲームを開発できるようになるからである。開発者本人から好きに向かって積極的に作品を作っていくことがビジネス価値をよりするのに有利であることがアイジョイングの哲学である。だから、開発者が存分に好きなゲームを作るようにして、ここに最適化されたビジネスモデルを融合させることがアイジョイングのロール(Role)と呼ばれる哲学である。

これらの哲学が成立した背景には、通常、開発者は、創造的に仕事をするのは優れているが、ビジネスマインドが悪い場合が大半という現実が潜んでいる。ため、この部分の問題を解決するためには、足りない部分を裏付けする補助者が必要である。

デリック・ヒューCEOは、「大規模な企業が動けば、個人または小規模なチームが小規模で味わうべきものはほとんどない。このため、本人が一番好きで、同時に最も得意とすることに限って、それさえも成功する可能性がある。競争が激しくて。何か流行して、その流行に沿って行けばそれに従って行く失敗しやすい。だから、自分の好きなことを着実に維持していくことが重要である」とし、「ゲームは失敗の確率が高すぎる。20個中1個程度がようやく成功する。失敗の確率が高すぎて、大勢と既に浮いてしまったのは、熟慮なければならない。ので、熱意と情熱が必要成功が来るまでの時間忍耐することができる。本人が望むものを、上手にできることをしなければならない」と力説した。

アイジョイングはここでゲームを美しく作り、またお金を稼ぐすべての関係をすべて担当する。開発者と協力をすると、お互いに利益を創出し、開発者が開発する過程で生じるリスクも甘受して信頼を積んでいる。このような過程を経て、着々と増える開発者とクリエイターたちと一緒にプロジェクトを遂行している。

デリック・ヒューCEOは、「(アイジョイングの哲学)そのおかげで非常に多くの個々のケースが手の中に入ってきた。いくつかのもの思いもよらないおかしなものであり、囲碁のようなものもある。種類別に多様である」とし、「比較的昔からこの方の仕事をしてきたので、状況見てみると怖い。明日はまたどのようなゲームと会えるか怖い。だが、これは無限の未来が保証されていることだから怖いながらも期待される。だから台湾の中でだけでなく、海外の開発者とも協力も可能である。相乗効果を出して一緒に行くこと、これがアイジョイングである」と明らかにした。

 
▲ アイジョイング デリック・ヒュー(Derek Hsu)CEO


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