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それぞれ異なったビデオゲーム3社のE3 2015の雰囲気

記事公開日時 : June 19, 2015, 8:29 pm
ACROFAN=金 炯根 | hyungkeun.kim@acrofan.com | SNS
6月16日から18日まで、米国カリフォルニア州ロサンゼルスのLAコンベンションセンターで行われたE3(Electronic Entertainment Expo)2015は、ゲームに関連する全世界のプラットフォームプロバイダ、出版社、開発会社、関連会社などが出場して、さまざまな新作ゲームや関連商品を披露した。

特にイベントの開幕を控えて行われたSCE、マイクロソフト、任天堂などの主要なプラットフォームベンダーは、オン、オフラインで会議イベントを進行して 独占作やパブリッシングゲーム、メーカーのポリシーなどについて紹介した。

三社のカンファレンスは紹介されたゲームからイベントの雰囲気まで全然違った姿であり、これにより現在の状況と今後のゲーム体験も垣間見ることができた。

最初のカンファレンスイベントである「E3 2015 Briefing」を進めたマイクロソフトは、新しいポリシーであるXbox OneでのXbox 360の下位互換性を明らかにし、年末までに合計100種類以上のゲームを追加することにした。また、 稲船敬二氏のComcept、「メトロイドプライム」シリーズディレクターの Mark Pacini氏のArmature Studioと一緒に開発している「recore」など、新たに発表された独占のゲームと一緒に様々な付加機能を加えた、新しい「Xbox One Elite Wireless Controller」、ホログラム拡張現実機能を提供する「Microsoft Hololens」などもユーザーから歓呼を受けた。

また、インディーズゲームのサポートポリシーである「ID@XBOX」やベータテストポリシーである「Xbox Game Preview」は、今後のゲームプールをより急速に拡大させると同時に、ユーザーの満足度を高めるというマイクロソフトの意志も垣間見ることにした。

このように、様々なニュースを吐き出したマイクロソフトの姿は、Xbox Oneが見せたホームエンターテインメント機器と呼ばれるポジションに比べて一層ゲーム機器としての姿を強調していた。どうやらその中にユーザーから物足りなさを言われた「ゲーム機としてのアイデンティティ」と「互換性」の部分について補完を図る同時に、様々なゲームをプレイするにことに対し物足りなさがないようにするという決定だと見られるので、ユーザーたちもこのような破格的な歩みに肯定的な反応を見せた。

ただし、新作ゲームを除いたポリシーに関する部分は、マイクロソフトの意志があったら リリース初期にも十分適用することができた要因だっただけに、数年が経ったあとで適用になったという点はその中に着実に支持してきたユーザーには物足りなさと安堵感を一緒に感じさせた。

SCEは政策的な部分ではなく、ユーザーの記憶の中から思い出を取り出す様子を介してユーザの結束力を一層強化させる余裕のある姿を見せた。最初に紹介された「The Last Guardian」をはじめ、「シェンムー3」のキックスターター募金開始広報、そして「Final Fantasy VII」のリメイク版などの行事が行われ、一つずつ姿を現したゲームは、イベント会場とオンラインで観たすべてのユーザを歓呼させた。

「シェンムー」の創作者である鈴木裕氏が会場に姿を現し、キックスターター募金の開始を発表した時から一時間も経たないうちに数十万ドルが集まったのはもちろん、24時間が経過する前に目標を簡単に渡してしまった。また、「Final Fantasy VII」のリメイクは、情報が発表されたら開発会社である日本スクウェア·エニックスの株価が急騰勢を見せるなど、ゲームに対する効果は驚くほどであった。

この他にも「Call of Duty:Black OPS III」のパートナーシップ締結と「Batman:Arkham Knight」の独占DLC、「Horizon:Zero Dawn」と「Uncharted 4:A Thief's End」などのようなゲームも期待感の底上げに十分だった。

特にゲーム関連政策の発表はなかったが、「私たちはこれくらいも十分。」という余裕を感じることができるイベントであり、両社の対決を見守った全世界のユーザー達もSCE側の発表のほうに手を挙げる雰囲気であった。

一方、任天堂は今回のE3 2015でのカンファレンス「デジタルイベント2015」で先にイベントを進行していた両方のプラットフォームベンダーとは少し違う姿を見せた。 。

「Star Fox Zero」や「The Legend of Zelda:Triforce Heroes」、「Metroid Prime Federation Force」など新作が公開された重みは、前の二社と比較にならないほどだった。 「Super Mario Bros.」の30周年を記念する雰囲気も新作「Super Mario Maker」と映像のアップロードと共有サイト「Let's Super Mario」のホームページ程度で感じることができた。

今回のイベントは、これまで任天堂から定期的に進めてきた「Nintendo Direct」の延長線上で見なければならないほど物足りなさを盛り込んだ意見が少なくなかった。イベントを観た記者も、今回のE3 2015で任天堂が進行したイベントの中には、むしろ25年ぶりに復活した「Nintendo World Championship 2015」の方がよりユーザーに好感を得る良い機会だった気がするほどだった。

このように、プラットフォームベンダー3社のカンファレンスイベントは、今後楽しんで見ることができるゲームについてユーザーに知らせると同時に、自分たちの状況をユーザーに映って見えた。

マイクロソフトは、ギャップを減らすために総力戦を宣言し、SCEは余裕を見せる中、ユーザーを驚かせるカードを取り出した。そして任天堂は息を均等にしながらE3 2015というイベントに最小限の礼儀を守った。

もちろん、このようなイベントは、各メーカーのすべての道を示していることはできないが、E3が世界最高のビデオゲーム関連のイベントでユーザーにとってどの程度のガイドを提示するだけに、今回の3社の雰囲気は当分の間ビデオゲーム業界において一つの流れに位置づけと予想される。

果たして来年の今頃になった時いくつかのベンダーが笑って余裕を見せることができるだろうか?ゲームメーカー3社の来年の雰囲気が新作ゲームと同じくらい期待されているのは、記者一人だけの考えではないようだ。

 
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