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「未来の花見:台湾ハウス」日本ツアーはデザイン、花と祝福の手渡しで友情構築

記事公開日時 : November 18, 2021, 8:00 am
ACROFAN=PRNasia | hkcs@prnasia.com | SNS

【台北2021年11月18日PR Newswire=共同通信JBN】台湾デザイン研究院(Taiwan Design Research Institute、TDRI)が主催する「未来の花見:台湾ハウス(Fictional Garden: Taiwan House)」日本ツアーは、2021年10月2日から11月7日まで東京のGood Design Marunouchi、続いて京都のザ ターミナル キョウトで開催された。刺激的な展示会と6本のテーマ別セミナーは、台湾と日本双方に旋風を巻き起こした。

マルチメディアリリースの全容は以下参照:https://www.prnasia.com/mnr/TDRI_202111.shtml 

2019年以降、COVID-19パンデミックが世界に広がり、全ての経済活動と交流を一時停止させて、世界に大きな影響をもたらした。それにもかかわらず、この不安定な時期に、台湾と日本は回復力があり強力になった絆を示した。日本は政治・外交的サポートに加えて、ワクチンを6回台湾に寄贈し、台湾と日本の緊密な関係をさらに顕在化させた。

このため、台湾と日本の文化・デザイン部門は、相互交流を促進する数多くのアクティビティーを企画した。中でも「未来の花見:台湾ハウス」は台湾と日本の最も重要な文化交流の1つであり、東京で始まる「Taiwan Now」シリーズアクティビティーのウオームアップイベントでもあった。

▽主な狙い:「台湾デザイン」独特の魅力の底にある文化コンテンツとデザイン状況の発見

展示会は台湾各界のクリエーティブ専門家8組が招かれ、持続可能な素材を使う新創造作品を制作した
展示会は台湾各界のクリエーティブ専門家8組が招かれ、持続可能な素材を使う新創造作品を制作した

「未来の花見:台湾ハウス」はコンサルティング企業Plan b Inc.とDouble-Grassが共同企画したもので、キュレータープロジェクトに焦点を当てている。展示会はテーマの花を使い、台湾と日本の友情を象徴する花と祝福を手渡すだけでなく、花を通じて台湾デザインの素晴らしい開花を紹介し、台湾デザインの3大精神―「リソース統合」「社会への応用」「時代に応じる」-を要約している。

展示会はさまざまな分野の台湾デザインチームとクリエーティブ専門家8組-究方社(Joe Fang Studio)、無氏製作(PiliWu-Design)、新興クラフトデザイナーのチャリーン・チャン(Chang Chia-ling)氏、生花デザイナーのリャオ・ハオズ(Liao Hao-jhe)氏、アーティストのミア・リュウ(Mia Liu)氏、グラフィックデザイナーのアン・イエン(An Yen)氏、そして、ファッションブランドのアンガス・ジャン(Angus Chiang)、Melted Potato-を招待し、グリーンプロジェクトに取り組むSpring Pool Glass(春池玻璃)とMiniwiz(小智研発)の持続可能素材で制作し、台湾プランテーションの画像を解釈して、台湾デザインの多様な協力の素晴らしい果実を展示した。

展示会はまた、異なるトピックの10例も選択したが、その中には台湾の自由主義体制と文化を展示し、キャンパスのデザイン運動(Design Movement on Campus)、公共デジタルスペース部門(Public Digital Space Division)、台湾ライトアップ(Light Up Taiwan)、不老騎士 歐兜邁環台日記(Go Grandriders)などデザインと社会問題を組み合わせたプロジェクト、スマートパンデミック予防病棟、循環型持続可能性と時代に対応する台湾哲学を伝える持続可能製品、リソース統合とイノベーションにおける台湾の産業の力を示したAllroverがあった。これらの典型的なデザイン例は台湾デザインの多様な視点を示しており、台湾特有の景観を共同解釈した「未来の花見」は自由、繁栄、無限であり、台湾現代デザインの現況を表している。

▽空間的な創造力:台湾の「未来の花見」- 架空の庭を展示

台湾のプランテーション画像はデザインによって変換され、台湾デザインの自由、多様で繁栄する無限のエコシステムの現況を展示
台湾のプランテーション画像はデザインによって変換され、台湾デザインの自由、多様で繁栄する無限のエコシステムの現況を展示

空間デザインも「花」をコアコンセプトに、台湾の庭がどのように見えるか探る。「循環型素材」「工業技術」「伝統伎」に注目するスペースは、台湾西部、中央山脈、花東縦谷を象徴するディスプレープラットフォームを構築し、島の多様な気候の植物と文化パターンを反映する作品を展示した。スペースは島を思わせ、文明蓄積と資源消費の臨界点にある地球のメタファーになった。それは柔軟、学際的、多様で、われわれの未来に自由な価値観が花開くか問うている。

▽多様な場所:異なる展示会の雰囲気で台湾と日本の文化融合を陳列

TDRIは日本デザイン振興会(JDP)と長年友好関係にあり、台湾ハウスは東京駅に近い都心のGood Design Marunouchiに最初の1歩を踏み出すことができた。台湾デザイナーの作品は大窓のある現代的で清潔な会場に飾られ、台湾の「未来の花見」に爽やかで前衛的な雰囲気を与えた。

展示会は東京駅近くのGOOD DESIGN Marunouchiに第1歩を踏み出し、台湾の「未来の花見」-架空の庭を紹介
展示会は東京駅近くのGOOD DESIGN Marunouchiに第1歩を踏み出し、台湾の「未来の花見」-架空の庭を紹介

展示会は次にザ ターミナル キョウトに転じたが、それは伝統的な日本の木造タウンハウスの「町屋」で、1世紀近い歴史があって伝統文化精神にあふれ、地元ライフスタイルの痕跡を残していた。キュレーターはスペース、レイアウト再配置、トラフィックフロー構築の語彙を使い、同じコンテンツの枠組みの下で、台湾の柔らかくて弾力性があり、適応できる機敏な文化品質を示し、「未来の花見」に全く新しい外観を与えた。

クリエーティブ専門家の作品が京都の古い建築に展示され、台湾と日本の完全な文化的融合を表示
クリエーティブ専門家の作品が京都の古い建築に展示され、台湾と日本の完全な文化的融合を表示

▽全シーンの体験:台湾の「島の香り」を認識―Breath Taiwan

展示スペースを満たしたフレグランスは、P.Seven台湾茶香水の創業者潘(Pan)氏が台湾の森林、寺院、茶の文化を基礎に再解釈した宝島、台湾の香りの痕跡である。このフレグランスはまた、桃園国際空港の独占フレグランスとして開発されたもので、ビジターが台湾に到着すると、この島の1歩ごとに呼吸することになる。フレグランスによって「台湾ハウス」のビジターは、台湾デザイン独自の特徴を息を吸うことで感じ、五感の特別体験を通して「台湾の深淵な印象」を残すことができる。

展示会独占フレグランスのP.Seven台湾茶香水によって、ビジターは目と耳で島を理解することに加えて台湾の息吹を感じることも可能に
展示会独占フレグランスのP.Seven台湾茶香水によって、ビジターは目と耳で島を理解することに加えて台湾の息吹を感じることも可能に

▽詳細な相互作用:台湾デザインの現況をさらに発掘して陳列

東京と京都で公開された「未来の花見:台湾ハウス」は物理的な展示会だけでなく、展示会テーマに対応する刺激的な台湾-日本オンラインフォーラムも企画された。フォーラムは、#Social Innovation、#Sustainable Industry、#Public Design、#Regional Revitalization、#Old Building Revitalization、#Co-Working Symbiosisの6テーマが設定された。デザインの全体像、台湾と日本の異なる視点を通じて、フォーラムは市民と社会政策の関係、デザイナーはどのように産業活性化を推進できるか、業界は開発と自然保護のバランスをどのようにとれるか、また、デザイナーの使命と社会的影響について探り、双方の参加者は台湾と日本の友情も強化しながら、文化・産業・社会的、一時的な需要を一層理解し、未来のデザインとイノベーションのコアバリューを探索することができた。6つのフォーラムは台湾と日本の市民700人以上を魅了した。

展示会期間中、謝長廷・台北駐日経済文化代表処代表、Chang Yung-hsien台北駐大阪経済文化代表処副代表、Overseas Taiwanese in Kyoto OrganizationのLiu Chia-ling事務局長、Yang Bee-jingディレクター、JIDAの太刀川英輔理事長、田中一雄前理事長の全員が「未来の花見:台湾ハウス」を訪れた。日本市民のフィードバックによると、この共創展示会、台湾と日本の交流は、台湾デザインの近年の発展とともに、台湾文化の多様で包括的な品質を披露し、かつてない革新的で目を見張る台湾デザイン作品を彼らが鑑賞できるようにした。



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