ベンガルール（インド）, 2022年3月22日 /PRNewswire/ -- インドの大手電気自動車（EV）メーカーOla Electricは、超高速充電（XFC）技術を使ったバッテリーのパイオニアであるイスラエルのバッテリー技術企業StoreDotに投資した。

Ola Electricは先進的な電池化学・製造、その他のバッテリー技術、新エネルギーシステムのコアR&Dを強化しようとしており、StoreDotへの投資は、Ola Electricが計画するいくつかのグローバル戦略投資の最初のものである。

StoreDotへの投資の一環として、Ola Electricは、わずか5分で0%から100%まで充電できるStoreDotの最先端のXFCバッテリー技術にアクセスできることになる。また、Olaはインドで、StoreDotの急速充電技術を組み込んだバッテリーを製造する独占的な権利も持つことになる。

同社は、世界最大の2輪車工場であるOla Futurefactoryで発生するニーズに対応するため、国内で電池を製造するギガファクトリーを建設する予定で、すでに先進化学電池バッテリー貯蔵用のインド政府のPLI（生産連動型優遇策）スキームに申請している。

OlaのBhavish Aggarwal創業者兼最高経営責任者（CEO）は「われわれはMission Electricにコミットしており、世界の電動モビリティーへの移行を加速させるために、ここインドでEV向けの完全なエコシステムを構築することを熱望している。EVの未来は、より優れ、より高速で、より高エネルギー密度で、急速充電が可能で、より長い走行距離を実現できるバッテリーにある。われわれは、電池とバッテリーのコア技術への投資を増やし、社内の能力とグローバルな人材の採用を強化するとともに、この分野で最先端の仕事をしているグローバル企業との提携を進めている。超高速充電バッテリー技術のパイオニアであるStoreDotとのパートナーシップは戦略的に重要であり、多くのことへと続く最初の一歩である」と述べた。

StoreDotのCEOであるDoron Myersdorf博士は「Olaとのこの戦略的パートナーシップを締結することを非常にうれしく思う。両社は、ゼロエミッションの世界を実現し、都市できれいな空気を吸い、充電時間や走行距離についてのEVドライバーの不安をなくすことにコミットしている。StoreDotの超高速充電バッテリー技術をインドに導入し、同社のEVシリーズを製造するというOla Electricの計画によって、インドの消費者に極めて優れた走行距離と充電速度の性能を提供することができる。また、10年以内に、わずか2分の充電で100マイル（約160キロ）の走行距離を実現するという、はるか先の未来まで続く、明確な誇大ではない技術ロードマップを顧客に披露する」と述べた。

StoreDotは、超高速充電の「5分充電」EVバッテリー技術を開発し、数年後の量産化を計画しており、今後10年以内に商品化される予定の「2分充電」技術にも取り組んでいる。シリコン主成分のアノード技術は、従来のリチウムイオンバッテリーを大幅に改善し、EVの充電時間を数時間からわずか5分に短縮することができる。

▽Olaについて
Olaはインド最大のモビリティープラットフォームであり、世界最大の配車サービス企業の1つだ。Olaは、3大陸、10億人以上のオンデマンド利用を可能にして、都市交通に大改革をもたらした。Olaは現在も引き続き、配車サービスプラットフォームによって、そして世界最大かつ最も先進的、持続可能な2輪車工場であるFuturefactoryが作る先端電気動車によって、世界を持続可能なモビリティーに移行させている。Olaは、世界を持続可能なモビリティーに移行させ、世界をこれまでよりもより良くすることに専念している。

▽問い合わせ先
Krishnakoli Dutta
Corporate Communications, Ola
media@olacabs.com

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