このイベントの開催期間中、430インチのテレビ画面で20本の貴重なビデオ映像が流されるほか、ファンから集めた3,000枚の写真でデジタルの巨大なモザイクが制作されます。また、ネオンライトの輝く壁には、ファンによって選ばれた思い出の映画や楽曲が浮かび上がり、グランドピアノが自動演奏でレスリーの名曲の数々を繰り返し演奏します。
さらに、一般の人たちも実際に3,000枚の写真を使ったモザイクの製作に参加することができ、参加者にはできあがったモザイクの写真が記念品として贈られます。
期間中、オリンピックシティで買い物をすると、レスリー・チャンの曲3曲とイベントのテーマである「永遠のレスリー」にちなんだデザインの4枚セットのアイロンワッペンがもらえるチャンスもあります。
記念展では、世界に知られる香港人デザイナー、アラン・チャン(Alan Chan)氏がレスリー・チャンのアルバム「Leslie '89」のジャケットを制作する際に使用したコンタクトシートを、今回初めて一般に公開してくれます。
今回のイベントのもう1つのハイライトが、1993年にレスリー・チャンが主催し、ホスト兼DJのスージー・ウォン(Suzie Wong)氏が優勝した麻雀大会「レスリー杯」のトロフィーです。ウォン氏は2021年に再度、レスリーを記念した大会を開催し、トロフィーはレスリーの熱狂的なファンの手に渡りました。
レスリーは香港のレジェンドであるだけでなく世界中に多くのファンがおり、韓国語や日本語でレスリーに関連する書籍が多数出版されるなど、アジアでは高い人気があります。熱狂的なファンだという日本人イラストレーターも、1990年代に行われた日本ツアーでレスリーに出会って以来、レスリーが映画で演じたキャラクターを描いた作品を多数発表しています。3月31日のシェアリングセッション「永遠のレスリーとの出会い(Timeless Leslie Encounter)」に参加予定の韓国人ファンは、1980~1990年代に韓国語で出版された香港のポップスターに関する出版物を収集するようになったきっかけを話してくれることになっています。
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