本作は実話に基づいており、世界132の国際映画祭や映画賞にノミネートされ、最優秀作品賞や監督賞など数々の賞を受賞しています。1953年7月26日に始まったキューバ革命の記念日である、7月26日(金)より、Amazon Prime Video、Apple TV、Google Playにて配信いたします。
キューバの活気ある音楽シーンの心と魂に迫る映画『マンボ・マン』は、フィニ監督の友人で才能あるキューバ人ミュージシャン、フアン・カルロス(Juan Carlos, JC)の魅惑的な実話を基に制作されました。キューバでの複雑な生活を切り抜けながら、どんな困難にも負けず音楽への情熱を追い求めるJCを、キューバ人の人気俳優エクトル・ノア(『セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!』)が演じました。
サウンドトラックには、ヴィム・ヴェンダース監督によるドキュメンタリー映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(99)で広く日本に知られたバンドで、グラミー賞受賞のエリアデス・オチョアをはじめ、オマーラ・ポルトゥオンド、フアン・デ・マルコス・ゴンザレス&アフロ・キューバン・オールスターズら、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのメンバーが参加。伝説のミュージシャンのカンディド・ファブレやデヴィッド・アルバレスなど名だたるミュージシャンの演奏をバックに、マンボの精神を見事に表現しています。伝統的なキューバ音楽の魅惑的なサウンドトラックをフィーチャーした今作は、キューバの豊かな文化遺産を真正面から描いた、キューバへのラブレターです。
今作は、説得力のあるストーリーテリングと映画の鼓動を形成する魂を揺さぶる音楽により、ニューヨーク・インディペンデント・シネマ・アワード、ハリウッド・ベスト・インディーズ映画賞、インディーフェスト映画賞、ブエノスアイレス国際映画祭、マドリード国際映画祭、ダンボ映画祭、パナマ国際映画祭など132の国際映画祭・映画賞にノミネートされ、ロンドン映画賞で最優秀長編映画賞、メキシコシティ国際映画祭で最優秀長編映画賞、ローマ国際映画祭で最優秀男優賞、ハリウッド・ゴールド・アワードで最優秀長編映画賞・編集賞・歌曲賞・男優賞するなど50以上の賞を受賞しました。この珠玉の映画を動画配信サービスに提供することで、映画製作者たちはキューバ文化の美しさと回復力を世界中の観客と共有することを目指しています。
フアン・カルロス(Juan Carlos, JC)は30年近く音楽プロジェクトで一緒に仕事をしてきた私の古い友人です。彼の頂点からどん底までを知っていますが、そのたびに彼は立ち直り逞しくなっていきました。ある時、彼が語ったあるストーリーが文化に富んでいて説得力もあり放っておけない物語だと思い、『マンボ・マン』の映画製作に取り掛かりました。
実は私は映画製作のためにアパートを売却するという大胆な決断を下しました。本作はまだ撮影されたことのないキューバの未踏の美しさを紹介できる機会でもあると考えています。『マンボ・マン』は単なる映画ではありません。キューバの心と魂から生まれた情熱的なプロジェクトであり、このユニークな物語を世界中の観客にお届けできることに興奮しています。
日本と日本の人たちは、常にラテン文化、特にキューバとカリブ海の文化を迎え入れてくれました。『マンボ・マン』を皆さんに共有できることは、私にとって大きな喜びです。私がこの映画を制作する過程で楽しんだように、皆さんにもこの映画を観て楽しんでいただければ嬉しいです。
【プロフィール】
TUMIプロダクションズ、TUMIミュージック、TUMIリミテッドの創設者兼ディレクターであり、音楽プロデューサー、写真家、映画監督。自身の会社TUMIミュージックで映画やテレビで使用するライセンス音楽コンテンツも制作し、様々なエージェンシーや映画のために、300枚以上のラテンCDの制作に携わり、最近ではNetflixの番組『Reina Del Sur』で彼の音楽コレクションが紹介された。
30年以上にわたってグラミー賞の投票メンバーであり、ラテンアメリカに関する著書を執筆するなど、映画から音楽まで、ラテンアメリカとカリブ海の芸術と音楽を世界に広めることを目指している。
■モ・フィニ 公式サイト:www.mofini.com
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