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第36回東京国際映画祭 ワールドフォーカス部門にて 「第21回ラテンビート映画祭 IN TIFF」 開催決定

記事公開日時 : October 4, 2024, 10:27 pm
ACROFAN=Newswire | newswire@acrofan.com | SNS
今年で21回を迎えるスペイン・ポルトガル語圏を主軸とした映画の祭典「ラテンビート映画祭」(LATIN BEAT FILM FESTIVAL)」。2024年10月28日(月)から11月6日(水)に開催される第36回東京国際映画祭のワールド・フォーカス部門において、「第21回ラテンビート映画祭 IN TIFF」と題し、スペインやラテンアメリカの最新話題作6作品を上映いたします。

上映作品には、つい先日開催された2024年(第81回)ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したペドロ・アルモドバル監督の最新作で、ティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーアが共演を果たした『ザ・ルーム・ネクスト・ドア(原題)』や、同じく今年のヴェネチア国際映画祭コンペティション部門で上映され、2024年(第72回)のサン・セバスティアン国際映画祭でオリゾンテス・ラテン映画賞を受賞した、輝かしい戦績を誇りつつも生活面では破綻しているジョッキーがこれまでの人生から自由になろうともがく姿をブラックユーモアとともに描いた『キル・ザ・ジョッキー』、2024年(第74回)のベルリン国際映画祭で最優秀監督賞(銀熊賞)を受賞した、コロンビアの麻薬王エスコバルが私設動物園に収容するためにアフリカのカバの捕獲を命じたという事実の顛末をカバの視点から描いた奇想天外な作品『ぺぺ』、2022年の東京国際映画祭で東京グランプリ・最優秀監督賞・最優秀男優賞の3冠を受賞した『ザ・ビースト』(ロドリゴ・ソロゴイェン監督)の脚本家が脚本を手がけ、2024年(第37回)のサン・セバスティアン国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した、3人の女性がそれぞれ経験するおぞましい出来事を描いたホラー映画『叫び』まで、国際映画祭で高く評価された作品が揃いました。

 
また、ドキュメンタリー映画としては、2024年(第72回)のサン・セバスティアン国際映画祭で最優秀作品賞を受賞した、『パシフィクション』(22)に次ぐアルベルト・セラ監督の新作で人気闘牛士たちの日常を追った『孤独の午後』と、2024年のヴェネチア国際映画祭クラシック部門で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した、スティーヴン・キングや三池崇史らが出演し、ホラー映画の傑作『悪魔のいけにえ』(74)が後世に与えた影響を探る『チェイン・リアクションズ』の2本を上映いたします。

多様なジャンルの話題作をお楽しみいただける機会となりますので、ぜひご期待ください。「第21回ラテンビート映画祭 IN TIFF」のチケットは、10月19日(土)13:00から販売開始となります。詳細は東京国際映画祭 公式サイト(https://2024.tiff-jp.net/ja/)をご確認ください。

◆ラテンビート映画祭 プロデューサー/プログラミング・ディレクター アルベルト・カレロ・ルゴ(Alberto Calero Lugo)コメント

第21回を迎える今回は、より多くの作品を上映します。麻薬密売、トランスセクシュアリティ、政治など、これまでのLBFFでも扱ってきたさまざまなテーマを取り上げました。動物を主役にした作品や、 ホラー作品にも注目です。ぜひ観客の皆さんに、映画館で楽しんでいただければ幸いです。





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