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中国国際航空が北京-ジャカルタ直行便を開設、かつての海のシルクロード探訪へ

記事公開日時 : September 25, 2017, 11:55 pm
ACROFAN=金 炯根 | hyungkeun.kim@acrofan.com | SNS
中国国際航空(エアチャイナ)は2017年9月26日、北京-ジャカルタ線の直行便を開設する。現在の飛行ルートはアモイ経由で、飛行時間は9時間半。エアバスA330-300機が就航する新しい直行便は、旅行時間を7時間ちょうどに短縮する。乗客は今までより短時間で快適にジャカルタの風物に触れられる。

ジャカルタはインドネシアの首都で最大都市。ジャワ島の北西海岸に位置する名だたる港湾都市で、東南アジアで最大の人口を擁する。インドネシアは15世紀以来、太平洋とインド洋を結ぶ基幹十字路として、東洋と西洋の交易と文化交流の重要拠点とされてきた。かつての海のシルクロード時代には船舶がひっきりなしに入港、中国のシルクや磁器、インドネシアの香料などを満載し、それぞれの最終目的地へ出港していった。

インドネシアの公式統計によると、2016年にインドネシアを訪れた中国人旅行客は140万人を超えた。前年比14%近い増加で、インドネシアのインバウンドツーリズムで中国は最大の送り出し国になった。この秋から中国国際航空の乗客はジャカルタへノンストップの旅ができる。北京の日々の騒がしさを逃れてリラックスしてくつろぎ、インドネシアの比類ない歴史や文化を味わい、東南アジアの活力を身近に感じることができる。訪問客はココナッツの香る海の空気を吸い、息をのむような光景に浸って心を癒される。

中国国際航空は近年、北京とムンバイ、コロンボ、イスラマバード、カラチ、その他のシルクロード都市を結ぶ路線を開設してきた。昨年は杭州-スラタニ、重慶-ニャチャンに新規就航した。北京-ジャカルタ線直行便の開設は、北京をグローバルに広がる空港ハブに刷新し、アジア太平洋のネットワークを向上させるという中国国際航空の戦略の最新展開である。中国国際航空は今後とも、インドネシアを探訪する旅行客のために便利で良質、手ごろな旅行商品を開発する。

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