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メルクがさらに7つのCRISPR特許を取得、全世界で計20に

記事公開日時 : August 19, 2019, 8:00 pm
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【ダルムシュタット(ドイツ)2019年8月19日PR Newswire=共同通信JBN】

*欧州、イスラエル、韓国、英国の特許庁がメルクのCRISPRゲノム編集技術の7件の追加特許を許可

*メルクは9つの異なる地域で20のCRISPR特許を取得

大手科学・技術企業でゲノム編集のリーダーであるメルク(Merck)は19日、欧州、イスラエル、韓国、英国の知的財産庁が、CRISPR遺伝子編集技術を対象とするメルクの7件の追加特許申請を認める正式な通知を出し、特許の数が全世界で20になったと発表した。

Merck is a leader in gene-editing technology, with 20 CRISPR patents worldwide.
Merck is a leader in gene-editing technology, with 20 CRISPR patents worldwide.

メルクのウディット・バトラ取締役兼ライフサイエンス事業部門最高経営責任者(CEO)は「この重要な科学的研究の成果が、新たな特許の許可で認められたことは心強い。われわれが目指しているのは、オフターゲット効果を低減するためのペアCas9ニッカーゼや、研究者に医薬品開発や新たな治療法へのアクセスを促進するためのより多くの実験的選択肢を提供するproxy-CRISPRといった技術で、CRISPR知的財産ポートフォリオの拡大を継続していくことだ」と語った。

メルクが取得した最新のCRISPR特許の詳細は次の通り。

  • *欧州特許庁- 以下に対する特許許可
    • CRISPR結合用のベクター。新たに認められた申請は、がん研究(レンチウイルス)とヒト治療用途(アデノ随伴ウイルス、つまりAAV)の両方で広く使用されているウイルス送達方法を含む、真核細胞におけるCRISPR送達と発現をサポートするベクター組成物を対象としている。
    • 到達困難なゲノム領域を変更してCRISPR設計オプションを拡大するためのアクセスを提供するproxy-CRISPR技術。このアプローチは、オフターゲット効果の低減も可能にする。
    • 操作されたリボ核酸(RNA)誘導エンドヌクレアーゼおよびタンパク質-RNA組成物。
      • これら2つの新たに許可された申請は、遺伝子ノックイン(gene knock-in )と遺伝子ノックアウト(gene knock-out )に使用できる組成物を対象としている。
  • *イスラエル特許庁- 以下に対する特許許可
    • オフターゲット効果を低減するペアニッカーゼ技術。ペアニッカーゼは、ゲノム編集の安全性を高める重要なステップである。
  • *韓国特許庁- 以下に対する特許許可
    • -ペアニッカーゼ技術。
  • *英国知的財産庁- 以下に対する特許許可
    • proxy-CRISPR技術。

欧州、イスラエル、英国、韓国に加え、メルクは米国、カナダ、オーストラリア、中国、シンガポールでCRISPR関連の特許を保有している。同社は、2017年にCRISPR結合を対象としたオーストラリアでの最初の基礎特許を、2019年にproxy-CRISPRで最初の米国CRISPR特許を取得した。

これまでメルクは、2017年に欧州で(Europe )、2018年には韓国とイスラエルで(South Korea and Israel )さまざまなCRISPR特許を発表してきた。

2019年7月18日、メルクはブロード研究所(Broad Institute of MIT and Harvard)(Merck announced a CRISPR licensing framework with Broad Institute of MIT and Harvard )と共に、商業研究や製品開発での使用をそれぞれが管理するCRISPR IPの非独占的ライセンスを提供する、CRISPRライセンス枠組みを発表した。この新しい枠組みは、CRISPR IPへの科学的アクセスの簡素化と加速化が狙いである。

2019年7月19日、メルクは2012年に同社が申請したCRISPR-Cas9特許とカリフォルニア大学バークレー校が申請あるいは許可された特許との間の抵触審査の開始を米特許商標庁に申し立てた。

メルクは、発見から製造まで幅広い経験を持ち、15年にわたってこの分野のイノベーションの最前線に立ってきた。

ゲノム編集技術のユーザーでありサプライヤーでもあるメルクは、倫理的および法的基準を慎重に考慮しつつ、ゲノム編集の研究を支援している。メルクは、独立した外部のBioethics Advisory Panel(生命倫理諮問委員会)(Bioethics Advisory Panel )を設立。ゲノム編集の研究あるいはその利用を含む、同社の事業に関わる研究向けにガイダンスを提供し、さらに研究や応用分野で使用できる有望な治療アプローチ情報を提供する際、科学的、社会的問題を考慮した上で、明確な経営上の立場を規定している(position )。

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メルクの全ニュースリリースは、メルクのウェブサイトで公開されると同時に、電子メールで配布される。オンラインでの登録、サービスの選択変更または中止は、www.merckgroup.com/subscribe まで。

▽メルクについて
メルク(Merck)は、医療、ライフサイエンス、高機能素材分野で事業展開している大手科学・技術企業である。約5万2000人の従業員が、より楽しく持続可能な暮らし方を生み出すことで、何百万もの人々の生活に日々、プラスの変化をもたらそうと努力している。遺伝子編集技術の推進や、最も困難な疾患を治療するための独自の方法の発見から、インテリジェントなデバイスの実現まで、メルクはいたるところにある。メルクは2018年、66カ国で148億ユーロの売上を達成した。

科学的探求と責任ある起業家精神が、メルクの技術的、科学的進歩の鍵となってきた。1668年の創業以来、メルクはこのように繁栄してきた。創業家が今も、上場企業の株式の過半数を所有している。メルクは、「メルク」の名称とブランドに対する世界的な権利を保有している。唯一の例外は米国とカナダで、その事業部門は医療ではEMDセローノ、ライフサイエンスではミリポアシグマ(MilliporeSigma)として、さらにEMDパフォーマンスマテリアルズとして活動している。

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