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禁煙の選択肢についての混乱が、全世界10億人の喫煙者の健康に影響

記事公開日時 : March 12, 2020, 8:36 am
ACROFAN=PRNewswire | mediainquiries@prnewswire.com | SNS

現喫煙者、元喫煙者、ハームリダクション製品利用者を対象とした最新のグローバル調査が実施され、ニコチンの発がん性が広く誤解されており、各国での禁煙の試みの格差がさらに広がっていることが明らかになった

ニューヨーク, 2020年3月12日 /PRNewswire/ -- 本日、Foundation for a Smoke-Free World (FSFW).が発表した「世界喫煙状況調査 」の結果によると、電子たばこの害は燃焼式たばこと同じか、さらに大きいとする誤解が世界の喫煙者に広まっていることが明らかになりました。調査の対象となった7か国のうち4か国(米国、英国、南アフリカ、ノルウェー)で、現喫煙者の半数以上がこの意見を示しました。それ以外の国(日本、ギリシャ、インド)でも、相当な数の喫煙者(25~50%)が同じ意見を持っています。


FSFWの前回の調査によれば、2017年の段階で、喫煙者の平均50%が電子たばこは燃焼式たばこより害が少ないと答えました。最新調査では、同じ考えを持つ喫煙者の数は米国、英国、南アフリカ、日本で5~14%減少しました。インドでは、電子たばこの害の方が少ないと考える人が15%増加しており、この認識がさらに広まった唯一の国となりました。(ギリシャでは認識に変化は見られませんでした。ノルウェーは前回調査に参加していません。)

健康リスクをめぐる混乱
多くの回答者は、燃焼式たばことハームリダクション製品の利用に伴う具体的な健康リスクの認識が欠如していました。7か国のうち6か国で、回答者の半数以上がニコチンがたばこに関連するがんの主な原因であるという誤った認識を示しました(残る1カ国はギリシアで、45%が同意見でした)。ニコチンは依存を引き起こしますが、大方の医療研究者はニコチンは発がん物質でないということで意見が一致しています。燃焼式たばこの主な発がん物質はタールに含まれています。

ニコチンはがんの原因になるという考えは、南アフリカ(77%)、インド(69%)、米国(57%)の回答者に多く見られました。

FSFW会長のデレク・ヤックは「スヌース、電子たばこなどのニコチン代替製品のリスクは、燃焼式たばこに比べて極めて低いとする論拠がさらに積み重ねられています。しかし、一般の認識はその反対の方向に向かっています」と述べます。「扇情的な報道と、たばこのハームリダクションに反対する人たちの集中的な取り組みは、事実を歪曲し、世界の10億人の喫煙者の多くが健康により良い選択をすることを妨げています。」

「世界喫煙状況調査」は、5万4000人の現喫煙者、元喫煙者、ハームリダクション製品利用者の喫煙習慣と認識について調べました。調査は、米国、英国、インド、日本、ノルウェー、ギリシャ、南アフリカで、2019年6月17日から8月19日の期間に実施されました。

世界中の喫煙者は、今も現実を直視していない 
調査対象となったすべての国で、現喫煙者の75%以上が、喫煙は健康に有害であると考えています。一方で、これらの国の喫煙者の49%以上が、たばこのパッケージにある警告ラベルを読んでいません。このうち5か国(米国、英国、インド、ギリシャ、南アフリカ)の喫煙者の3分の1以上が、警告ラベルがおおげさであると考えています。インドでは、このように考える喫煙者は62%に達しています。

世界の喫煙者の大多数が低中所得国で生活しています。一方で、高所得国の喫煙者はより積極的に禁煙を試みてきました。ノルウェー(83%)、米国(75%)、英国(72%)などの喫煙者は、禁煙に真剣に取り組んだことがありますが、インド(50%)、南アフリカ(39%)、ギリシャ(37%)ではこのような禁煙の取り組みは比較的少ないという結果が示されました。喫煙に害があると理解していても、これらの6か国の現喫煙者で禁煙を考えたことがあるのは半数にも届きません。ノルウェーの喫煙者は他とは異なり、70%以上が禁煙を考えたことがあります。

禁煙への道は依然として手探り状態である
世界中で、喫煙者はさまざまな禁煙の方法を追求し続けています。ニコチンパッチ、錠剤など、ニコチン置換療法(NRT)や加熱式たばこなどの代替的リスク移転製品(ARP)で禁煙を試みたのはごく少数にとどまっています。6か国の喫煙者の38%以下がNRTで禁煙しようとしました。また、これらの国の喫煙者の25%以下がARPによる禁煙を試みています。ノルウェーだけは異なり、相当数の喫煙者がこれらの手法で禁煙を試みています(NRTでは48%、ARPでは53%)。また、ノルウェーの燃焼たばこの元喫煙者では、これらの方法によって禁煙に成功したことが最も多く報告されています(7NRTで41%、ARPで55%)。

2019年の「世界喫煙状況調査」はFSFWが2017に実施した同様の調査の追跡調査であると位置付けることができ、たばこ規制の国際的な取り組みの成功を評価するベンチマークを提供します。また、喫煙者の体験と課題、習慣、さらにたばこ製品と代替ニコチン送達システムに関するリスクの認識に対する理解を深めるものです。

Foundation for a Smoke-Free Worldについて
Foundation for a Smoke-Free Worldは、この世代において喫煙を全廃し、国際保健の改善を目標に掲げる、米国の独立非営利の501(c)(3)団体です。同基金は、健康・科学・技術、農業変革への取り組み、業界の変革という、核となる3つの支柱を通してそのミッションの達成を支援していす。

同基金はPhilip Morris International(PMI)から、2018年と2019年にそれぞれ8,000万ドルの寄付を得ています。PMIは今後10年間にわたり、年間8,000万ドルの寄付を行うことを誓約しています。同基金の規約および誓約契約に基づき、通常PMIおよびたばこ業界は、同基金がどのようにその基金を使い、活動に専念するかに関して、何らかの支配力や影響力を持つことはありません。同基金が寄付を受けることは、誓約者の製品のいずれかの是認や推奨を構成することを一切意味しません。

同基金に関する詳細は、www.smokefreeworld.orgをご参照ください。

メディア:
Nicole Bradley
Vice President of Communications
Nicole.Bradley@smokefreeworld.org

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