クラウド、メッセージ、デジタルソリューション分野のグローバルリーダーであり革新的企業である、Synchronoss Technologies, Inc.(NASDAQ: SNCR)は、インドネシア最大手の携帯電話会社Telkomselに、パーソナルクラウドソリューションを提供することを本日、発表した。Synchronoss Personal Cloudソリューションが導入されることで、Telkomselの加入者は、写真や動画をはじめとする貴重なデジタルコンテンツを、どのデバイスからもバックアップ、管理できるようになる。
ホワイトラベルのSynchronoss Personal Cloudソリューションは、「Floudrive」というブランド名でTelkomsigmaに管理され、Telkomselの1憶7,000万人の加入者にプレミアム機能として公開される。加入者は、2つの異なるストレージ層から選択し、初回30日間は無料で利用することができる。このソリューションは、デジタルコンテンツをバックアップ、同期できる信頼性の高い直感的なクラウドストレージ体験を加入者に提供するとともに、高度なタグ付け機能と検索機能も導入している。
Telkomsigmaの事業販売部長、Tanto Suratno氏は、「当社はSynchronossと業務提携し、Synchronossのパーソナルクラウドソリューションを消費者チャネルに統合できることを非常に喜ばしく思っています。既存のパーソナルクラウドから脱却し、今こそ、この機会を受け入れ、変わりゆくニーズを満たす高度なソリューションを加入者に提供する完璧なタイミングです。お客様が貴重なデジタルコンテンツを最適化・管理し、安心して安全に保護・保管できるようになることを楽しみにしています。このパートナーシップは、お客様に利益をもたらすだけでなく、当社にとっても今後より多くのデジタルサービスを提供していくための新たな一歩ともいえるでしょう」
このソリューションは、TelkomselおよびTelkomsigmaの親会社Telkom IndonesiaのITサービス・データセンター部門である、Telkomsigmaとの間で締結されたSynchronossの契約を通じて提供される。市場における他のクラウドソリューションと異なり、Synchronossが提供するパーソナルクラウドは、加入者がデータを国内で保管することを可能にする。これは、Telkomselがインドネシアの法令を遵守するために重要な要件である。
SynchronossのAPAC地域社長兼ゼネラルマネージャーのAnthony Socci氏は、この新たなクラウド提供にあたりTelkomselと協力することを楽しみにしているとして、次のようにコメントした「プライベートクラウドソリューションのプロバイダーとして、当社のパートナーである通信会社がより多様で高度なデジタルサービスを加入者にお届けするという使命を果たせるよう支援する方法を常に模索しています。このクラウドソリューションは、より統合された体験を促進し、個人の資産をより安全に扱えるようにするため、Telkomselにとって有益です。この度の取引は、すでに当社が経験したTelkomsigmaとの成功体験がきっかけとなっており、それにより、同様のサービスを携帯電話の加入者に提供するようTelkomselを感化、鼓舞しました。今後、グループ内の2つの組織の間で、より強力なシナジーが生じることになるでしょう」
Synchronossのクラウドソリューションの詳細については、synchronoss.com/solutions/cloud を参照。
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