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2023年版QS世界大学ランキング

記事公開日時 : June 9, 2022, 4:00 am
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世界のトップクラスの大学として日本の大学50校が選出

ロンドン, 2022年6月8日 /PRNewswire/ -- 世界的な高等教育評価機関である QS Quacquarelli Symondsは、本日、世界で最も信頼性の高いと称される世界大学ランキングの第 19 版を発表しまし た。マサチューセッツ工科大学は、11年連続で世界第1位となり、記録を更新しました。東京大学は23位を維持し、京都大学(36位)は3つ順位を下げ、東京工業大学(55位)は1つ順位を上げ、2023年のQS世界大学ランキングにランクインしました。今回の発表では日本の大学が 50校含まれています。


このうち:

  • 19校がランクダウン(38%) 。
  • 11校がランクアップ(22%) 。
  • 18校(36%)がランク維持。
  • そして2校が今回新たにランクインしました。

QS 世界大学ランキング 2023:  国内大学Top15

2023

2022

大学名

23

23

東京大学

36

33

京都大学

55

56

東京工業大学

68

75

大阪大学

79

82

東北大学

112

118

名古屋大学

135

137

九州大学

141

145

北海道大学

197

201

慶應義塾大学

205

203

早稲田大学

312

285

筑波大学

338

343

広島大学

363

386

神戸大学

392

381

東京医科歯科大学

490

477

千葉大学

© QS Quacquarelli Symonds 2004-2022 https://www.TopUniversities.com/. All rights reserved.

 

シンガポール国立大学は5年連続でアジア地区のTop大学として認識されています。また、アジア地区の中で北京大学と清華大学はアジアで2位と3位の大学、そして、東京大学は 6位、京都大学は9位にランクインしています。

QS 世界大学ランキング 2023:  アジア地区Top10の大学

2023

2022

大学名

国・地域

11

11

シンガポール国立大学

シンガポール

12

18

北京大学

中国

14

17

清華大学

中国

19

12

南洋理工大学

シンガポール

21

22

香港大学

香港

23

23

東京大学

日本

29

36

ソウル国立大学

韓国

34

31

復旦大学

中国

36

33

京都大学

日本

38

39

香港中文大学

香港

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アジアの国・地域の中で、日本は世界トップ 200 にランクインする大学が最も多く(9校)、トップ 300 では 2 番目に多く(10校)、世界トップ 500 では 3 番目に多い(15校)国・地域となっています。

QS 世界大学ランキング 2023 の中のアジア

国・地域

ランク

インした

大学数

Top 10

Top 20

Top 50

Top 100

Top 200

Top 300

Top 500

中国

71


2

5

6

7

13

28

シンガポール

3


2






香港

7



3

5


6


韓国

41



2

6

8

10

17

日本

50



2

5

9

10

15

マレーシア

24




1

4

7

9

台湾

26




1

2

4

10

インド

41





3

6

9

インドネシア

16






3

5

タイ

10






2


ブルネイ

2






1

2

パキスタン

13







3

フィリピン

4







1

マカオ

2







1

ベトナム

5








バングラデシュ

4








スリランカ

2








 

日本:データの内側から見えてくるもの
QSのデータによると、東京大学はランキングの集計に使用した指標の大半において、引き続き優秀な成績を収めていることがわかります。
例えば 、

  • QSの指標である「学術関係者からの評判(Academic Reputation)」では満点(100/100)を獲得しており、世界各国の学術関係者からの高い評価を得ています。
  • 「雇用主からの評判(Employer Reputation)」はほぼ満点(99.7/100)で、過去1年間で雇用者からの評判が向上しています。
  • QS の教育へのコミットメント指標である ST比(Faculty/Student Ratio)は 91.9/100を獲得しています。
  • QSの新しくかつ今回のランキング評価の重み付けなしの指標である(Employment Outcomes)のスコアでは97.8/100で世界33位にランクインしています。
  • しかしながら、「教員一人当たりの被引用数」の指標では前年から25位順位を落とし、世界128位となっています。

 

その他、日本の大学の注目すべき結果は以下の通りです。

  • 京都大学(33位)は3つ順位を下げました。
  • 東京工業大学(55 位、1 ランク上昇)は、2009 年版以降で最も高い順位を記録しています。
  • 大阪大学(68位、7ランク上昇)は、雇用主からの評判調査およびQSの研究インパクト 指標を向上させています。
  • 慶應義塾大学(197 位、4 ランク上昇)は、トップ 200 に返り咲きました。




下の表は、QS の指標に基づく日本の大学でランキングインした 50 校の順位の前年比および 各指標のトップパフォーマンス大学を示しています。

日本の大学: 指標別順位の前年度比(数値は校数)

指標

下降

上昇

維持

新たに ランクイン 

学術関係者からの評判

38

7

3

2

雇用主からの評判

25

23


2

ST

42

5

1

2

教員一人当たりの被引用

45

3


2

外国人教員比率

33

14

1

2

外国人学生比率

38

9

1

2

 

指標別の日本のトップパフォーマンス大学(※順位はグローバルでのもの)

大学名

2023 総合順位

スコア

指標別順位

東京大学

23

100.0

7

東京大学

23

99.7

9

東京医科歯科大学

392

100.0

7

東京大学

23

73.3

128

立命館アジア太平洋大学

801-1000

99.4

83

立命館アジア太平洋大学

801-1000

99.9

25

 

QS のSenior Vice PresidentであるBen Sowterは、次のように述べています。

「QS 世界大学ランキングの中で日本の大学は苦戦を強いられていますが、その背後にある理由を理解することが極めて重要です。我々のデータは、世界の学術関係者が日本の大学を依然として高く評価していることを示唆していますが、その一方で、日本の大学ランキングの下落の主な原因は研究業績の低下であることを示しています。これは過去20年にわたる日本の知的資本への過小投資の結果であり、日本の博士号取得者数は2003年のほぼ半分です。博士号取得者を絶え間なく増やし続けている中国と日本とは、一線を画していると言えるでしょう。」

Sowter は以下のようにも付け加えています。

「この種の基金としては世界最大となる100兆円(820億ドル)の大学ファンドがこの春、日本で初めて正式に発足されていますが、現在このファンドの運営に携わっている人々によれば、日本が革新的な競争力に真剣に取り組む必要があることを明確に認識しているとのことです。このファンドは、"University of Excellence"の創設計画とともに、世界最速の高齢化社会である日本が直面する問題の解決に向けて、イノベーションに資する財政、構造、規制環境を早急に構築しなければならないという認識から生まれました。新しいこのファンドは、衰退しつつある日本の研究活動の復活に向けた有望な一歩ですが、その成果がランキングに現れるまでには何年もかかるでしょう」。

 

QS世界大学ランキング2023 概要

今年のQS世界大学ランキングは、昨年の1300校から100校以上増え、1418校となり、過去最大規模となりました。この結果は、2016年から2020年の間に発表された1640万件の学術論文の分布と業績、およびそれらの論文が受けた1億1780万件の引用を考慮し、さらに15万1000人以上の学術関係者と9万9000人以上の雇用主の皆様方からの意見も反映されています。

  • マサチューセッツ工科大学は、11年連続の世界一という記録的な偉業を達成しました。
  • 2位はケンブリッジ大学、3位はスタンフォード大学となっています。
  • 中国は、北京大学(12位)、清華大学(14位)の2校が世界トップ15に入り、世界大学ランキング発表以来、最高の順位を獲得しました。
  •  シンガポール国立大学が5年連続の11位となり、アジアでの最高位の大学となりました。
  • スイスのチューリッヒ工科大学(9位)は引き続きヨーロッパ大陸における最高位の大学であり、ブエノスアイレス大学(UBA)は引き続きラテンアメリカの最高位の大学となっています。

  QS 世界大学ランキング2023: 世界トップ20大学 


2023 ランク

2022 ランク





1

1

マサチューセッツ工科大学

米国



2

3

ケンブリッジ大学

英国



3

3

スタンフォード大学

米国



4

2

オックスフォード大学

英国



5

5

ハーバード大学

米国



6

6

カリフォルニア工科大学

米国



6

7

インペリアル・カレッジ・ロンドン

英国



8

8

UCL ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン

英国



9

8

チューリッヒ工科大学-スイス連邦工科大学

スイス



10

10

シカゴ大学

米国



11

11

シンガポール国立大学

シンガポール



12

18

北京大学

中国



13

13

ペンシルバニア大学

米国



14

17

清華大学

中国



15

16

エジンバラ大学

英国



16

14

EPFL

スイス



16

20

プリンストン大学

米国



18

14

イェール大学

米国



19

12

南洋工科大学(シンガポール)

シンガポール



20

21

コーネル大学

米国








© QS Quacquarelli Symonds 2004-2022, https://www.TopUniversities.com/. All rights reserved.

全ランキングは、以下のサイトで6月9日(木)午前5時00分(日本時間)よりご覧いただけます。www.TopUniversities.com

 

評価方法

QSは6種類の指標を利用して当ランキングを作成しています:

(1)  Academic Reputation(学術関係者からの評判(40%)):151,000人以上の学術関係者からの調査回答に基づいています。

(2)  Employer Reputation(雇用者からの評判(10%)):99,000 社以上の雇用主から得た、教育機関と卒業生の雇用関係についての調査回答に基づいています。

(3)  Citations per Faculty(教員一人当たりの論文被引用数(20%)):研究へのインパクトを測定するもので、大学の研究論文が5年間に受けた引用回数の合計を、大学の教員数で割ったものです。

(4)  Faculty/Student Ratio(学生一人当たりの教員比率(20%)):教育へのコミットメントとしての代用指標。学生数を教員数で割ったもので、世界の学生が自分の選んだ教育機関のクラス規模を知ることができる指標です。

(5)  International Faculty Ratio(外国人教員比率(5%)):国際化の度合いを測定するQSの2つの指標の1つであり、各大学の外国人教員の比率を測定するものです。

(6)  International Student Ratio(留学生比率(5%)):国際化の度合いを測定するQSの2つの指標のもう一方であり、各大学の留学生の比率を測定するものです。海外の学生から見た大学の国際的な魅力度を間接的に表しています。

(7)  Employment Outcomes雇用結果(0%):エンプロイヤビリティを評価するものです。

(8)  International Research Network(国際研究ネットワーク(0%)):国際的な研究協力や知識移転について分析するものです。

 

評価方法に関する詳しい情報は、こちらで閲覧できます:

https://www.topuniversities.com/qs-world-university-rankings/methodology

-以上-

 

各メディア編集者のためのメモ

 

QS世界大学ランキング 2023にランクインした日本の大学

2023 ランク

2022 ランク


23

23

東京大学

36

33

京都大学

55

56

東京工業大学

68

75

大阪大学

79

82

東北大学

112

118

名古屋大学

135

137

九州大学

141

145

北海道大学

197


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