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CNN、「Food for Thought」で東京の多様な食文化を探求

記事公開日時 : November 16, 2023, 5:34 pm
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シンプルなタマゴサンドからミシュランの星を獲得した高級レストランまで、東京の街角には、世界の美食と多様性が溢れています。今月、CNNの「Food for Thought」では、日本料理にインスピレーションを与えた世界の豊かな味の多様な姿を探求します。CNNのベロニカ・ミラクル特派員が、東京における食文化のイノベーションの限界に挑み、私たちの日本食への概念を変えるシェフにスポットを当てます。

 
フランスほど東京のグルメに大きな影響を与えた国はないと言えるでしょう。「リトル・パリ」と呼ばれる東京の神楽坂界隈には、フランス料理にインスピレーションを受けた高級レストラン、地元のワインバー、パティスリーが軒を連ねています。CNNは、フランス料理の修行を積んだ日本と韓国のバックグラウンドを持つシェフであり、一種類の料理の枠にとどまらない、木本 陽子氏に話を伺います。表参道の緑豊かな高級住宅街に佇む2階建ての古民家にレストラン「HYÈNE(イェン)」はあり、木本氏はそこで自らの人生を料理に込めています。彼女は、過去の思い出からインスピレーションを得た代表的な料理を提供してくれます。じゃがいもと幼少期のおやつだった韓国の餅菓子を混ぜたフォンダンや、高麗人参の天ぷらを添えた炭火焼きの「銀の鴨」を使った料理は、彼女の常に革新し続ける精神から生み出されました。

次に、CNNは東京でペルーにインスパイアされた料理を探り、ペルーの国民食である「セビーチェ」を提供する「El Cebichero(エルセビチェロ)」のオーナーシェフ、谷口 大明氏に話を伺います。ペルーには1800年代から日本人移民が定住し始め、今日では約10万人の子孫が残っています。リマで生まれ育ち、30年前に東京に戻ってきた「Bépocah(ベポカ)」のオーナーシェフ、仲村渠 ブルーノ氏もその1人です。仲村渠氏は、東京・五反田の南米市場キョウダイマーケットに立ち寄り、本場ペルーのスパイスを仕入れます。彼はこれらの伝統的なフレーバーを、シーフードや肉といった現地の上質な食材と組み合わせ、独自のペルー料理を創り出しています。

最後に、CNNは、自身のレストラン「美虎(みゆ)」で日本の食材と中国の技法を組み合わせているシェフ、五十嵐 美幸氏に話を聞きます。彼女は、男性優位の業界で自分の実力を証明するという決意を固め、過去には体力的に消耗しました。しかし現在では、のんびりした幡ヶ谷界隈にある自身のレストランに健康によい調理法を取り入れようと奮起しています。彼女が目指すのは、風味を損なうことなく、適度な油と調味料を使うことであり、それは時に日本的なアプローチを必要とします。彼女は、CNNを日本酒を提供する居酒屋に連れて行き、旨味を引き出すために特定の温度を使う方法を紹介します。また、中華料理と日本料理の調理法を絶妙なバランスで融合させた特製スープを作ります。

30 分スペシャルの放送時間:
11月18日(土)、午後2:30(日本時間)
11月19日(日)、午後8:00(日本時間)
11月20日(月)、午前3:30(日本時間)

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