EcoReportは、eDrivingと、運転データ分析において業界をリードしているGreater Than社との提携における最新の開発であり、同提携により、すでにeDrivingの受賞歴のあるデジタルドライバーセーフティアプリ、Mentor℠にEcoDrive機能が導入されています。MentorのEcoDrive機能により、ドライバーは毎日の安全に帰宅する為、二酸化炭素排出量とEVバッテリーの消費量を平均20%削減することができます。
EcoReportの登場により、企業は運転に関連するCO2排出量を定量化し、環境・社会・ガバナンス(ESG)レポート・ソリューションとして、気候変動への影響の削減に対する取り組みの成果を提示することができるようになりました。主な特徴は以下の通りです:
- 運転時のCO2排出量を測定
- ベンチマーク、目標設定、進捗の報告が可能
- スコープ1、2、3にまたがる自動車関連企業へのシームレスなレポーティングが可能
いくつかの主要な規制の一部が発行され、ESG 報告義務は 2024 年に強化される予定です。 これには、2024 年 1 月 1 日以降に開始する会計年度に適用される EU の企業持続可能性報告指令 (CSRD) が含まれます。欧州持続可能性報告基準 (ESRS) も同日に発効する。 世界の他の地域でも規制が導入されており、米国は投資家向けの気候関連開示の強化と標準化が提案され、オーストラリアは2024年7月からの気候関連財務開示(2022年)を受け入れています。
EcoReport は、スマートフォン・ソリューションであるMentor by eDrivingのデータを活用し、自動車関連企業が顧客、サプライ チェーン パートナー、投資家などと共有する必要がある、すべての運転関連データを組み込んだ詳細なレポートにまとめることで、あらゆる規模の自動車関連企業の ESG レポートを簡素化します。
スコープ 3 (バリュー チェーン) 排出量が大規模組織の持続可能性の目標において主要な役割を占めており、EcoReportはパートナー企業によって簡単に導入、また共有でき、バリュー チェーンのすべての関係者が重要な排出量データを取得できるようになります。
「私たちは、自動車関連企業が ESG レポートの要件に対応できるようにするために、安全性と持続可能性の管理における eDriving の役割をより重要なものにできた事をとても誇りに思っています」と Greater Than の CEO、リーゼロット・ヨハンソン(Liselott Johansson)氏は述べています。 「世界的には、より多くの自動車関連企業が法律を遵守し、ステークホルダーからのプレッシャーに応え、持続可能性への取り組みを実証する事で、新たな取引につながる、そういったソリューションを求めるでしょう。eDriving はそのソリューションをまさに今立ち上げたのです。」
25年以上にわたりドライバーの危険管理において改革をもたらしてきたeDrivingは、世界の多くのセールス、サービス、配送業界における大手企業に信頼出来るパートナーとして選ばれており、数々の賞を受賞しているデジタル形式のドライバー危険管理ソリューションにより、125カ国で 200万人以上のドライバーをサポートしています。同社のスマートフォンベースのMentorプログラムは、スコア化機能、トレーニング、コーチング、ゲーム機能により、運転中のドライバーの危険な習慣を特定・改善し、18ヶ月間でドライバーの危険な運転行為を最大89%削減することを達成しています。
Greater Than の EcoDrive 機能の統合により、eDrivingは、Mentorのバリュープロポジション(顧客に提供できる独自の価値)を、包括的なドライバーの安全性向上ソリューションから、包括的なドライバーの安全性と環境の持続可能性の両方を兼ね備えたソリューションへと拡大することができました。今、EcoReport を利用することで、eDriving は企業による排出量の測定、報告、削減を支援する、エンドトゥエンド(業務の初めから終わりまで全ての)ソリューションを提供することで、ESG マネジメントにおける同社の専門性を実証します。
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