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モレックス、MX-DaSH データ/信号ハイブリッドコネクター製品ポートフォリオを発表

記事公開日時 : May 8, 2024, 6:01 pm
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エレクトロニクスで世界をリードしコネクティビティの分野で革新を続けるモレックスは、本日、車載用コネクターに関する同社の長年のノウハウを集積した、電源、信号、高速データ接続を単一コネクターシステムに統合したデータ&信号ハイブリッド型コネクター製品ファミリー、MX-DaSHを発表いたしました。本製品は、ゾーナルアーキテクチャへの移行や確実なデータ伝送性能が求められる新たな車載アプリケーションに対応すべく設計された、革新的な電線対電線および電線対基板コネクターです。自動運転関連のモジュール、カメラシステム、GPS、インフォテインメントデバイス、LiDAR、高解像度ディスプレイ、センサーデバイスの接続など、数多くのアプリケーションに幅広く適用可能です。

「MX-DaSH製品ポートフォリオ全体としては、電源と高速データ伝送を単体のコネクターシステムに統合することでサイズやスペース、コストや人件費の大幅な節約が達成できる等、車載エレクトロニクスとその設計に対する従来のイメージを一新するものとなっていると言えます」と、今回の新製品導入を担当するモレックスのトランスポーテーション・イノベーション・ソリューション (TIS) ディレクター、グレッグ・エヴァリー (Greg Everly) は述べています。「今回我々は、タイプの異なる複数の端子を上手くひとつのコネクターにまとめることを目的に開発を進めてきました。本製品の提供開始により、今後のゾーナルアーキテクチャ開発やワイヤーハーネス簡略化に求められる、設計自由度と柔軟性の大幅な向上が実現すると考えています」(同)。

革新的な自動車設計で最適化を実現

MX-DaSHコネクターは、防水および非防水タイプを提供し、環境および設計に関して様々な条件が要求される次世代自動車に適したアーキテクチャの最適化に寄与します。電源と信号用の端子サイズは0.50、0.64、1.20、1.50、2.80、4.80mmから選択、高速データ伝送はFAKRA Mini (HFM®) モジュールに対応可能。

また、このMX-DaSH電線対電線用コネクターは、業界トップクラスの安定性を誇るブレード型オス端子と独立セカンダリロックを使用した、堅牢で確実な端子嵌合を特徴としており、本製品の信頼性をさらに高めています。その他、電線対基板接続用タイプの利点としては、基本のフォームファクタやフットプリントを変更することなく多様なインターフェースに対応可能なモジュール部 (カートリッジ) を設け、個々に異なるネットワーク要件を持つデバイスとセンサーを柔軟に組み合わせた設計も可能です。

コストと複雑さの低減

今回の新たなMX-DaSH製品ファミリーを導入することで、自動車OEMやサプライヤー各社は、自動車向けの多様なアプリケーションに対応するさらにコンパクトなハイブリッド型コネクティビティへの、高まり続ける要求にも応じやすくなると考えられます。たとえば、MX-DaSHを使用することで、インストルメントパネルとボディコントロール用のハーネスに使用する電線対基板用インラインコネクターの数を、8個から2個にまで減らすことができ、並行して、銅電線の配線長を車種によっては最大で6メートル短くすることが可能になります。

本コネクターシステムは、多彩な電線対電線用アプリケーションを視野に、複数オプションを用意しています。たとえば31+1-Wayコネクターシステムの場合、31極の電源回路とグランド回路に1極の高速伝送接続を統合する事で、パッケージサイズを最大で30%小型化しています。MX-DaSHコネクターは全製品で搭載機能を増やし、ハーネス取り付け作業の簡略化によって、作業時間の著しい短縮を実現します。必要構成部品数を減らせることで、部品コスト (BOM) のさらなる削減機会にもつながります。

その他、設計面の特徴として、MX-DaSHコネクターはハーネス自動組立て工程にも対応可能な設計となっていることから、サイクルタイムの短縮と生産工程全体の効率と質の向上にも貢献します。

製品の提供について

MX-DaSHコネクターは、USCAR規格やIEC等の国際的標準化団体の規格ならびにPeugeot要求事項に基づいた性能検証試験を実施済みであり、最も過酷な車載環境の各条件下でも確実な性能を発揮することを保証します。MX-DaSH電線対電線用コネクターの各モデルは現在提供中、電線対基板用モデルは一部を供給開始、また、カスタム構成への対応も開始しています。各モデルとも、車載コネクティビティのニーズの進展に合わせ、順次拡充を予定しています。

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