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[CHINAJOY 2016] IGSのジョン・ウンモ事業本部長インタビュー

記事公開日時 : August 4, 2016, 7:30 pm
ACROFAN=金 炯根 | hyungkeun.kim@acrofan.com | SNS
中国を代表するゲームの展示会である「CHINAJOY 2016」が28日、上海の新国際博覧センターでイベントの幕を上げた。31日まで進行される「CHINAJOY 2016」では、中国のオンライン、コンソール、モバイルなど様々なゲーム産業の現在と未来を見ることができるイベントが行われる。

IGSは、ゲームの企画から開発、サービス等におけるカウンセリングとサービスの代行を担当しており、多数のゲーム会社と協力を進めている。その間積み重ねたノウハウを基に、韓国と中国、そして世界的なマーケットへの進出を夢見る多くの企業と会うために「CHINAJOY 2016」のB2B館に参加した。

ACROFANは 「CHINAJOY 2016」のB2B館でIGSのジョン・ウンモ事業本部長に会ってIGSの業務と特徴、今後の目標などについて話を聞いてみた。

 
▲IGSのジョン・ウンモ事業本部長とのインタビューを進行した。

Q1。まず、簡単な紹介をお願いします。

こんにちは、IGSのゲーム事業本部を担当しているジョン・ウンモと申します。 IGSはカウンセリングとゲームの運営を代行する会社で、パブリッシャーがやっているすべての役割のレンタルサービスを提供する企業です。マーケティングからゲーム運営、サービス、QA、ビジネスモデルの相談など、さまざまな役割を果たしています。

Q2。 IGSが提供するサービスを紹介してください。

普通ゲームのサービス方式にはパブリッシャーのサービスと、直接サービスという2つの方法があります。もし、直接サービスすると良い人を多く集まらないとなりませんが、それには資金力などの壁が存在します。パブリッシャーのサービス方法もゲームの特性に合うパブリッシャーを見つかる必要がありますし、契約後にはパブリッシャーの意思でサービスが左右されるので、これも容易ではありません。IGSはまず、ゲームサービスをパブリッシャーサービスにするか直接サービスにするかについてカウンセリングを進めて、IGSが代行をすることにメリットがあるかを確認します。調査で出てきた結果に基づいて推薦情報をお届けし、IGSを介して代行されることに正しい結果が出れば、意思決定において必要なもの、IGSから提供できるサービスを案内します。その次にコストや契約の協議を開始します。

Q3。 IGSサービスの利点は何がありますか?

IGSは、基本的にコンサルティング会社です。ゲーム開発会社が最も心配している部分がゲームの可能性の部分ですが、QAとカウンセリングによってインフラストラクチャの設定と欠陥や問題の解決、BMのライフサイクル、マーケティング戦略などについてのサービスを提供します。また、450人の人員のうちQAに250人、運営に200人が配置されており、海外国籍のグローバル事業対応人員50人が16ヶ国語に対応することができます。そして、カウンセリングだけサービスすると人的資源が不足している場合に直面することになりますが、IGSは実際のパブリッシングに参加できる人的資源のリソースまで提供しています。一年40〜60個のプロジェクトに投入され、経験を積んできました。

 
▲IGSはカウンセリングやサービス代行など開発会社に役立つ様々なプランを保有している。

Q4。その過程でカウンセリングは役立ちますが、直接サービス契約を結ぶことには難しいこともあろうとおもいますが、どのように準備していますか?

IGSは、基本的に開発会社の方がパブリッシャーのPMに会って相談する過程をほぼそのまま適用していますので、ファンディングやコンサルティングモデルとは少し異なる場合があります。しかし、マーケットにこのような方法があり、どの部分が利点なのかを知らせることが重要だと思いますので、まず気軽に連絡してくださることをお待ちしております。

Q5。中国マーケットは、他のマーケットと多くの相違点があり、それについてはどのような準備をしていますか?

中国マーケットに進出しようとすると、企画段階から中国マーケットに合った要素を備えなければなりませんが、経験が少ない開発会社としては容易ではありません。 IGSは中国マーケットでの経験が豊富なスタッフが20人以上勤務していますので、企画段階から支援することができます。また、最初から中国だけをターゲットにしたゲームを作ろうとしている開発会社のために様々なスタイルのゲームに合わせて戦略的に支援することもできます。パブリッシャーの場合もトップクラスのパブリッシャーと接触するときにサポートすることができ、製作するゲームがどのようなパブリッシャーに合うかも相談します。

Q6。最後に、開発会社に一言をすれば?

開発会社やパブリッシャーの両方が十分なリソースを持っていないのでIGSは開発会社とパブリッシャーの両方に良い出会いがつながることができるように今まで得られた情報と経験を共有したいと思います。そのため、近いうちに楽に話を交わす場を作るための準備中です。ゲーム開発の成功のためにIGSが最善を尽くしてカウンセリングやサービス代行しますので、多くの関心お願い致します。同種業界で同様の事業を進めれる他の会社の方々とも協力関係を継続したいと思います。良いアイデアを持っていらっしゃる方は、いつでもIGSにご連絡ください。

 
▲IGSは、中国と海外マーケットに特化したサービスも用意している。


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