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Nexteerとコンチネンタルの合弁会社CNXMotionが新たなソフトウエア機能でBrake-to-Steer技術を拡張

記事公開日時 : May 25, 2022, 4:08 pm
ACROFAN=PRNasia | hkcs@prnasia.com | SNS

【グランドブラン(米ミシガン州)2022年5月25日PR Newswire】

*柔軟かつコスト効率の高いソフトウエア機能でEPSおよびSbWシステムの安全冗長性が向上

CNXMotionは、親会社のNexteer Automotiveとコンチネンタル・オートモーティブ(Continental Automotive)の技術の積み重ねをさらに活用し、あらゆるタイプの電動パワーステアリング(EPS)、ステア・バイ・ワイヤ(SbW)システム、および全てのSAE自動運転レベル(レベル1-5)にバックアップ安全レイヤーを提供する新たな2つのソフトウエア機能で、同社のBrake-to-Steer(BtS)技術を拡張した。

CNXMotionのBtS技術ポートフォリオは、以下の通り。

  • ドライバー・エフォート・サポート:SAEレベル1-3 新規
  • ステア・バイ・ワイヤ・サポート:SAEレベル1-5 新規
  • 自動運転サポート:SAEレベル4-5(2020年に開始)

CNXMotion のGreg Katchゼネラルマネジャーは「これらの新しいBrake-to-Steerソフトウエア機能は、ハードウエアを追加するコストや手間をかけずに、あらゆる電動パワーステアリング用途とSAE運転レベルで、さらなる安全冗長性を実現する」「当社の先進的Brake-to-Steer技術は、ドライバー・エフォート・サポート、ステア・バイ・ワイヤ・サポート、さらに自動運転サポートを通じて、セーフティネットを常にオンの状態にしておくことができる」と語った。

Brake-to-Steerドライバー・エフォート・サポート

EPSシステムは、ステアリング・セーフティネットを常にオンの状態にしておくために、複数の保護レイヤーで設計されている。従来のEPSシステムと組み合わせることで、BtSドライバー・エフォート・サポートはさらなる安全レイヤーを追加し、最大25%のトルク低減を実現できる。ステアリングは従来から車両の横方向の制御を管理しているが、BtSは、必要に応じてブレーキとパワートレインシステムが横方向の制御に寄与し、ステアリングの負荷を軽減できるようにする。

Brake-to-Steerステア・バイ・ワイヤ・サポート

SbWは、ハンドルと車輪の間の機械的なステアリング接続をアルゴリズム、エレクトロニクス、アクチュエータに置き換える。このタイプのステアリングシステムでBtS SbWサポート機能は、ドライバーのハンドル操作を車両の横方向の動きのブレーキシステム制御に変換することにより、さらなる安全レイヤーを追加する。

Brake-to-Steer自動運転サポート

2020年に発表(https://www.nexteer.com/release/nexteer-and-continental-joint-venture-cnxmotion-develops-brake-to-steer-technology/ )されたCNXMotionのオリジナルBtS機能は、従来の高度自動運転車や自律走行車(SAEレベル4-5)のステアリング制御の追加レイヤーとして電子ブレーキを採用した先駆けだった。このBtS機能は2021年、Automotive News PACEpilot Innovation to Watchを獲得した。

Nexteer AutomotiveのRobin Milavec取締役社長兼最高技術責任者(CTO)兼最高戦略責任者(CSO)は「Brake-to-Steerのソフトウエア機能拡張で、合弁会社CNXMotionを通じたコンチネンタルとの提携がモーションコントロールソリューションの導入につながり、あらゆるアシスト、自動運転レベルのステアリング・セーフティネットを一層強化していることが明確になった」「ステア・バイ・ワイヤや高可用性EPSといったNexteerの業界をリードする高度なステアリングシステムと組み合わせることで、Brake-to-SteerはOEMがコスト効率良く柔軟性をもって安全性、冗長性レイヤーを積み重ねられるようにした」と語った。

ドライバーやOEMにとってのBrake-to-Steerのメリット

  • 価格:車両の既存のステアリング、ブレーキ、パワートレインシステムを活用。ポータブルなソフトウエア機能を既存のコントローラーに搭載できるため、ハードウエアを追加するコストは不要。
  • 柔軟性:EPSとSbWを搭載した全車両に、車両の安全性、冗長性レイヤーを追加。3つのBtSソフトウエア機能は、ドライバーの有無にかかわらず、全タイプの車両をカバー。
  • 安全性:ステアリングの冗長性レイヤー追加で安全性が向上。

北米コンチネンタル・オートモーティブ(Continental Automotive, North America)のセーフティー・モーション事業部門の責任者Lutz Kuehnke氏は「業界が高度な自動運転や自律走行に向かう中、Brake-to-Steerの先進機能は、あらゆるレベルで不可欠な安全機能を実現し、全ての道路利用者の安全を高めることができる」「CNXMotionのBrake-to-Steer技術は、コンチネンタルのワンボックス・ブレーキ制御ユニットMKC1などの車両内の既存システムを活用し、追加部品を必要とせずに安全ニーズを達成、優先させる柔軟かつコスト効率の高い方法だ」と語った。

▽CNXMOTIONについて

CNXMotionは、高度なアプリケーション向けの動作制御ソリューションの導入と親会社の研究開発活動の加速を目指し、2017年にコンチネンタルとNexteer Automotiveの合弁会社として設立された。CNXMotionは、ミシガン州グランドブランにある最新鋭施設で約30人の従業員を雇用している。

CNXMotionは、迅速な評価、設計、プロトタイピングなどの研究開発活動に重点を置いている。コンチネンタルとNexteerがそれぞれ、先進的なブレーキング、ステアリング分野でイノベーションとリーダーシップを発揮してきた歴史を生かし、合弁会社はグローバルなリソースと専門知識を組み合わせて、急速に進化しつつあるモビリティー環境下での課題に対応した高度な動作制御システム・ソリューションを提供している。www.cnxmotion.com

▽コンチネンタルについて

コンチネンタル(Continental)は、持続可能でコネクトされた人とモノのモビリティー向けの先駆的な技術とサービスを開発している。1871年創業の同テクノロジー企業は、車両、機械、交通、輸送向けに安全、効率的、インテリジェントかつ手頃なソリューションを提供している。コンチネンタルは2021年、338億ユーロの売上高を計上、現在、58の国と市場で19万人以上の従業員を雇用している。同社は2021年10月8日、創業150周年を迎えた。www.continental.com

▽NEXTEERについて

Nexteer Automotive (HK 1316)は、安全で環境に優しく、エキサイティングなモビリティーを加速させている世界有数のモーションコントロール技術企業である。当社の革新的な製品と技術ポートフォリオには、電動および油圧式パワーステアリングシステム、ステア・バイ・ワイヤ・システム、ステアリングコラムと中間シャフト、ドライブラインシステム、eドライブおよびソフトウエアソリューションがある。同社は、BMW、フォード、GM、RNM、Stellantis、トヨタ自動車、フォルクスワーゲン、さらにインドや中国の自動車メーカーを含む世界60以上の顧客のために、電動化、ソフトウエア/コネクティビティー、ADAS/自動運転、共有モビリティーなど、あらゆるメガトレンドにまたがるモーションコントロールの課題を解決している。www.nexteer.com

Brake-to-Steerメディアキットへのリンク

https://nexteer.canto.com/v/HHIRQT4PC7/album/U0O0V?viewIndex=0



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