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がんばれ2015!L&K Logic Koreaのナム・テクウォンCEOから聞く

記事公開日時 : March 2, 2015, 12:56 am
ACROFAN=金 炯根 | hyungkeun.kim@acrofan.com | SNS
多くの人がゲーム業界に身を投じてゲームを開発して発売してきたが、その中でも着実に一つの場所だけを守り、自分の仕事を黙々とやっていくというのはそれほど容易ではない。特に持っているIP(知的財産権)を利用して着実にフォローアップゲームを様々なプラットフォームで発売して、そのゲームがそれぞれ注目を受けるのは、より一層難しいことである。

そのため、過去97年の設立以来、戦略シミュレーション「MIRROR WAR」シリーズとMMORPG「RED STONE」と「MIRROR WAR」をテーマにしたシューティングRPG「MIRROR WAR ~Reincarnation of Holiness~」をサービスしてきたL&K Logic Koreaも長い歴史と安定したIP管理で、韓国のゲーム業界の主役の一つとして数えられている。

では、ゲーム業界の主役の一つである L&K Logic Koreaは、昨年どんな道を歩いてきて今年どの道を準備しているか、そしてゲーム業界の変化についてどう考えてどう準備しているかについてナム・テクウォンCEOに会って直接話を聞いてみた。

 
▲ L&K Logic Koreaのナム・テクウォンCEO

Q1。昨年、L&K Logic Koreaはどんな1年を経てきたのか気になります。簡単な紹介と評価お願いします。

昨年は、可視であることはあまり多くなかったが、内部的には非常に忙しかった1年でした。まず、「MIRROR WAR ~Reincarnation of Holiness~」の日本サービスを開始し、「RED STONE2」の非公開テストも行いました。ここで「RED STONE」のグローバルサービスも再編し、バンコクでソウル産業振興院(SBA)と一緒に国際会議である「ソウルプロモーションプランゲーム in バンコク」も開催し韓国のゲームコンテンツを知らせることも行いました。この他にも「ロードス島戦記オンライン」の完成度も高めながらもう一つの挑戦にも準備してきました。あんまり目立たないものと成果を言うにはちょっと足りないと思いますが一緒懸命に生きてきたと思います(笑)。

Q2。多数のゲームをサービスするほど気を使わなければならない部分が多いようとおもいますが・・・

どうしてもサービス期間が長いゲームを管理することと新作の準備を並行してみると注目すべき部分が多いです。特に「RED STONE」のような場合は、日本を除く世界のサービスを韓国コンテンツ振興院の「ゲームアンドゲーム」サービスで統合して直接管理することになって、心配しましたが、ユーザーの方々の反応が良くて満足しています。「MIRROR WAR ~Reincarnation of Holiness~」の日本サービスの場合、韓国のサービスとバージョン多く違いのでバージョンを引き上げギャップを減らすと考えています。新作2つの作品の場合には、「RED STONE2」が最大のプロジェクトとはいえ前作の世界観を広げるものですのでそこまで負担が大きくはありません。一方、「ロードス島戦記オンライン」は、完全新作で原作があまりにも有名な作品ですので、気をつかっているのが事実です。 「ロードス島戦記オンライン」の現在の状況は、ユーザー公開直前程度と言うべきです。近いうちに機会を見て、ユーザーの方々にゲームを紹介するイベントをやろうと考えています。

Q3。過去「MIRROR WAR」のパッケージゲームが多くのユーザーからのストーリーとシステムで良い反応を集めました。最近HDリマスターがパッケージゲームで流行っていますがそれについて考えたことはありませんか?

考えたことが無かったら嘘でしょう。いろいろ考えてみましたが、ゲームの発売以来、あまりにも時間があまりにも長く流れてしまい、過去の作品のリソースをそのまま利用するには困難がありました。そして現在は、時間が経って戦略シミュレーションジャンル自体がAOSスタイルのアクション性を加味した形で中心が移っているという点も考えて見る部分でした。「MIRROR WAR」が過去戦略シミュレーションジャンルで出たのに、オンラインゲームではシューティングロールプレイングに出て残念だと思ってる方も多いと思いますが、最初は戦略シミュレーションにしようとして、ジャンルの限界からの突破口を探して結果的に今の形になってしまいました。もし、今後機会ができて意味のある変化を与えることができる状況になった時リメイク作を準備することはあるだろうが、過去形のままグラフィックのみ変えて出すのではなく、他の解釈を介して新しい形に戦略要素を継承するように進行すると思います。もちろん、すぐには難しいだろうと思っています(笑)。

Q4。長い時間ゲーム業界に身を盛り込んでいると、市場の動向というものについて気を使わないことができないことだと思います。現在ご覧のゲーム業界の最大の関心事では何だと思っていますか?

やはりモバイルゲームでしょう。最近会った人100人のうち100人がモバイルゲームの話で花を咲かせます。その中でもRPGの方が今の大きな関心事であるようです。 RPGというジャンルが大きく攻略や問題を必要としてないせいでマスコミでは大きく取り上げられませんが、業界の人々の間では、最も頻繁に話されたりします。投資家の方でも同じです。3年前には、モバイルゲームは見向きもしなかった人たちが今ではモバイルゲーム、その中でもRPGジャンルの方のみ関心を持っている場合も見ました。たまにモバイルRPGであれば前後問わず投資をするところもあると聞きました。こうした状況で開発会社の方にもビジョンを持っているところもあるが、中にはしぶしぶ引かれて行くところもあると思います。あまりにもジャンルが偏って個性が不足になると少し懸念されている部分もあるが、最終的には作る人の立場では、ユーザが楽しむことからお金を稼ぐことができますので、傾向に基づいて行くことになると思います。新しいパラダイムを作るには今は何も簡単に受け入れにくい状況です。

Q5。昨年のゲーム業界を振り返って見たとき、最も大きな変化は何だと思いますか?

変化なら毎年ありましたが、昨年の場合、特に「ゲームタイトルの成功」に加えて「会社の成功」という面が加わるようです。迂回上場やKOSDAQ上場のような話は、もはや他の産業だけの話ではなくなったし、ベンチャー投資や財務的投資がゲーム、その中でも、モバイルゲームの方に集中して行くのを見ると、徐々にゲーム産業自体が1つの産業群として照明され始めたと考えるようになりました。過去がゲームがうまくいって、ゲーム会社がお金を儲けるというレベルだったら、今は会社がうまくいって、ゲームが成功し、これによりより大規模な投資をもたらす構造が形成されたとするべきでしょう。それによって投資関連企業もよい先例をゲーム業界で見つけることができて、この先例に沿って行くようになると思います。おかげでモバイルゲームの方が創業することも容易になったし、エンジンの選択の幅も広くなって開発者の創業の意志もより強くなりました。

Q6。今年のゲーム市場を予想している場合どのようなことが最も大きな変化をもたらすものと思いますか?

考えてみると一昨年と昨年の間にも大きく差がありました。昨年RPGモバイルゲームが成功してから、大手の開発会社と小さな開発会社の両方こちらに集中する姿を見せてくれました。そして、そのゲームが発売される時期が近づいています。モバイルRPGのほとんどが似たような形だが、観賞して収集するゲームではないかと思っています。そのゲームの成敗で、市場の姿がまた変わるでしょう。特にRPGが勢力を伸ばし、他のジャンルが力をよく使えない傾向があり、こちらの方が最大の激戦地になることもあるようです。まるで何年か前のオンラインゲームの状況と似たような姿を見えるかもしれません。果たしてそのゲームがすべて出てきたときに市場がどのような姿なのか?そのことが気になります。

Q7。L&K Logic Koreaの競争力は何だと思っていますか?

おそらくIPアドレスと開発力程度でしょう。 IPは、ユーザーのプールや市場での認知度のようなゲームタイトルを作る材料以上のものを持っています。他の開発会社と比較すると、L&K Logic Koreaは大衆によく知られているIPはありますのでこれが競争力ではないかと思います。もちろん、大手の開発会社や歴史の長い他の会社も持っているものですので、違うゲーム性を持たないといけないでしょう。

Q8。今年L&K Logic Koreaの発展においては、どのようなことが最も重要な役割をすることになるだろうと考えますか。

やはり「ロードス島戦記オンライン」と「RED STONE2」が最も重要な役割を担うことと思われる。そして、モバイルゲームのために準備を進めていますが、現在はテクニカルデモの状態です。1つは、既存のIPを使ったゲーム、また1つは完全新作です。開発が順調に進む場合は、今年中にリリースすることができると思います。

Q9。個人的に成し遂げたいことがございましたら?

(部屋の片側に建てられたベースギターを指しながら)しばらくの間ベースギターの練習を休んでい増したが、また練習して見るかと思っています。ところが、ベースギターは1人で練習することが難しくて、「バンドを結成すべきか?」と考えています(笑)。そして個人的なブログをソフトウェアとハードウェアに分けて運営中ですハードウェア側のブログにもう少し多様な製品を扱った投稿を書きたいです。書けるものは多いですが、あまりにも昔のものならば食傷していないかと思います。ですので、どのようなものがいいのか迷っています。

Q10。最後に、L&K Logic Koreaのゲームを楽しむユーザー達に新年の挨拶一言お願いします。

いつのまにか2015年になりました。L&K Logic Koreaのゲームを愛してくださるすべての方々に感謝し、着実に成長して変化を図っしようと努力しているので、これを一緒に楽しむことができたらと思います。いつも応援してくださって感謝してくる一年よろしくお願いたします。

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